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ネット時間「世界最短」の日本人、犯罪に巻き込まれやすい? セキュリティーの専門家が明かす“致命的な弱点”

ネット時間「世界最短」の日本人、犯罪に巻き込まれやすい? セキュリティーの専門家が明かす“致命的な弱点”

浮き彫りになった「セキュリティー意識」の低さ

 利用時間が短く、情報の公開範囲も狭いのであれば安全かと言えば、答えは「ノー」です。同社の「ナショナル・プライバシー・テスト(NPT)」によると、日本のネットユーザーは、プライバシーやセキュリティーに関する知識レベルを測定するテストにおいて、多くの項目で低いスコアを記録しています。

 つまり「ネットに触れている時間は短いが、守り方はよく知らない」という、サイバー犯罪者にとって絶好のターゲットになりやすい状態にあるのです。

 ブリエディスさんは、特にファン活動(推し活)などを楽しむ層に向けて次のように警鐘を鳴らします。

「ファンは推しを応援する時間を楽しむべきですが、自分の生活が“読まれて”しまうような情報まで与えてしまってはいけません」

 無意識に投稿した写真の背景、窓の外の景色、何気ない日常のつぶやき。これらが組み合わさることで、悪意ある第三者に「パズル」を完成させるヒントを与えてしまうのです。

今日からできる「デジタル・フットプリント」の減らし方

 では、具体的にどうすれば「自分を隠す」ことができるのでしょうか。ブリエディスさんは、「完璧主義になる必要はない」とした上で、「日々の小さな習慣の積み重ねが、最も大きなインパクトを与えます。極端な対策は必要ありません。日常のルーティンを少し変えるだけでいいのです」と述べ、次の習慣を推奨しています。

(1)プライバシー設定の定期的な「検診」
SNSの公開範囲を「友達のみ」に制限するのは基本ですが、数年前に作ったアカウントが放置されていないか確認しましょう。使っていないアプリとの連携を解除するだけでも、データ流出のリスクを大幅に下げられます。

(2)アカウントの断捨離
「とりあえず」で作ったECサイトのアカウントや、数回しか使わなかったウェブサービスの登録情報は、思い切って削除しましょう。メールアドレスが残っている限り、そこから情報が漏れる可能性があります。

(3)「情報の出し惜しみ」を美徳とする
オンラインでのプライバシーは「バランス」が重要です。完全にオフラインになる必要はありませんが、「これは本当に世界中に公開する必要があるか?」と一歩立ち止まって考える癖をつけましょう。

(4)強力な武器を持つ
・多要素認証(MFA)
パスワードだけでなく、指紋やコード入力を組み合わせることで、万が一の流出時にも不正ログインを防げます。

・パスワードマネージャー
複雑なパスワードをサービスごとに個別に設定し、管理を自動化します。

・VPNの活用
通信を暗号化し、フリーWi-Fiなどの不安定な環境でもデータの盗聴を防ぎます。

配信元: オトナンサー

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オトナンサー

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