■お手伝いは積極的にお願いする
ーー食後は、お子さんたちがお皿洗いをしてくれるとか。
安原さん そうですね。最近は自主的にお皿を洗ってくれて、助かっています。最近、子どもが「お皿を洗うから、お小遣いちょうだい」と言い出したのですが、まだ金銭感覚が身についていないので「2円でいいよ」なんて言われて(笑)。お手伝いは、楽しく気楽にやってもらうことを心がけています。
内容によっては、大人がつきっきりにならないといけなかったり、子どもだけだと時間がかかったりで、余裕があるときにしかやらせてあげられなくて。でも、最近は、やらせてみると意外としっかりできることも増えてきました。それで、子どもたちも自信がついたみたいです。
ーーお皿洗いのほかには、どんなお手伝いをしてくれますか。
安原さん 最近は特に、野菜の下ごしらえが好きみたいですね。あとは自分の洗濯物を畳んでしまうこと、シーツや枕カバーをはずして、洗うところまで持って行くなど、簡単だけど、やってもらえると助かることをしてくれるんです。
ーー声かけのコツがあれば教えてください。
安原さん なんとなく子どもの気分が乗っているときに、ちょこっと声をかけて、軽い感じでやってもらうのもポイントかもしれません。
あと「ママも子どもの頃、やってたんだから!」とかじゃなくて(笑)、やってくれたことに対して、全力で喜びを伝えるようにしています。「あなたたちのおかげで、ママはすごくうれしい!幸せ!」って。
子どもたちは「ママに喜んでほしい」という純粋な気持ちで動いてくれる時期なので、そのエネルギーをポジティブに活用させてもらっています。
■「仕組みづくり」でパフォーマンスを上げる!
ーー子どもたちが就寝した21時以降は、どんなふうに過ごしていますか。
安原さん 時代の変化に合わせて、バージョンアップできるスキルを身につけていきたいので、スキルアップの時間は欠かせません。今は、AIを活用して業務を効率化することに、とても興味があって。
今まで手作業で数時間かかっていたものを、AIで自動化する仕組みを作るのが楽しくて、簡単なツールやワークフローを整えることにハマっています。

仕事が軌道に乗った今でも、気になる講義があれば受講しています。さまざまなコースがあり、自分のペースで学べます。
ーー日頃のリフレッシュタイムはどう過ごしていますか?
安原さん 就寝前には、おしゃれなVLOGやエンタメ動画を見て、あえて仕事とは無関係の時間を作っています。ぼーっとできるものや、ちょっと笑える動画を見ることが毎日の息抜きです。あとは、ネイルや美容医療に行くと、自分へのごほうび感覚が味わえて、さらにやる気がわいてきますね。
ーーいいですね。日々のモチベーションを維持する秘訣もそうしたところにあるのでしょうか。
安原さん いえ、むしろモチベーションに左右されないことを大事にしています。リモラボで学んだことなのですが、人には波があるので、自分のモチベーションに頼っていると、どうしてもそれが下がったときに、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうんですよね。
だからモチベーションに頼らなくても一定の成果を出せるような仕組みづくりが大切だと思っています。仮に私のメンタルが不調なときや、体調が悪いときでも、回るような仕組みづくりをしています。
ーー「仕組みづくり」は、どんなことをしていますか。
安原さん 日頃から体調を整えることは第一ですね。もともと偏頭痛持ちで、天気によって体調が左右されていたのですが、必要な栄養素をサプリで補うようにしてからは、そういった不調が改善してきました。
実務的なところだと、一定の成果を上げるためには、スマホでもできる作業を増やしておくことや、AIを活用して作業を自動化することも欠かせないです。
――仕事はもちろん、日々の育児も「仕組みづくり」は大切ですよね。しかも、パパが忙しいとなるとなおさら。
安原さん そうなんですよ。悩んで、いろいろ葛藤した時期を超えて、今やっと自分らしい働き方を確立できるようになってきましたが、一時はやっぱり「周りはみんな旦那さんと一緒に家事、育児をしているのに……」という気持ちもありました。そういう時期を経たからこそ、今があるというか。
じゃあ私はどうするかと考えたときに、手が足りないことは外注すればいいし、私が外注費を出せるぐらいに稼げば、解決するのではと思って。その方向にシフトしてから、自分もだいぶラクになりましたし、結果的に自分らしく働けるようになりましたね。

(文:宮本貴世、撮影:佐藤登志雄、写真提供:リモラボ、イラスト:ぺぷり/マイナビ子育て編集部)
