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産後うつの初期症状で見逃されやすいサイン。「赤ちゃんがかわいくない」と感じる前に受診を【パートナーも必見】

産後うつの初期症状で見逃されやすいサイン。「赤ちゃんがかわいくない」と感じる前に受診を【パートナーも必見】

パートナーができることは? 受診を勧めるタイミングと予防法

パートナーができることは? 受診を勧めるタイミングと予防法

編集部

パートナーは、産後うつが疑われる女性に対しどのように関わるのが望ましいのでしょうか?

種市先生

まず大切なのは、励ますことより、苦しさを事実として受け止めることです。「気にしすぎ」「母親なら普通」と矮小化せず、「一人で抱えなくていいよ」と伝え、本人の睡眠確保、家事育児の具体的分担、受診同行、相談先の確保を行うことが有効です。支援的な関係は回復の土台であり、パートナー自身も抱え込みすぎず公的機関や周囲に支援を求めることが大切です。

編集部

パートナーが本人に受診を勧めるタイミングについて教えてください。

種市先生

2週間以上の抑うつや不安、不眠、食欲低下、涙もろさ、自責感が続く、育児や日常生活に支障が出ているときは受診を勧めてください。さらに、「消えたい」「自分や赤ちゃんを傷つけそう」「現実感がおかしい」といった訴えがあれば、早急な医療介入が必要です。迷った時点で相談することが、安全に回復へ向かうポイントです。

編集部

産後うつを予防するためのアドバイスはありますか?

種市先生

予防の基本は、母親一人に背負わせないことです。妊娠中から支援体制を作り、睡眠確保、休息、役割分担、相談先の明確化、過去のうつ歴がある場合には特に早期フォローを意識してください。また、本人も生成AIなどに相談しながらセルフケアするとよいでしょう。「完璧な母親を目指すより、助けを借りながら育てる」意識を持つことが科学的で人間的な予防といえます。

編集部まとめ

産後うつは、出産後の女性の約10人に1人が経験するといわれており、決して珍しい病気ではありません。発症初期には涙もろさや不眠、強い不安など「育児疲れ」と区別がつきにくい症状から始まることも多く、発見が遅れてしまうこともあります。しかし、早い段階で休養や周囲のサポートを得るとともに医療機関につながることで、回復までの期間や重症化のリスクを減らせる可能性があります。本稿が読者の皆様にとって、気づきと相談のきっかけとなりましたら幸いです。

配信元: Medical DOC

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