夫に相談しても意味がない
「ねえ、みわちゃんたちは何してるの?」
義母はそう言って、リビングの方に視線を向けた。私は慌ててドアを閉めようとした。
「あの、今朝ごはん中なので、また後で…」
「いいじゃない、ちょっと顔を見るだけだから」
義母はそう言って、ドアをこじ開けようとする。
「ちょっと、やめてください!」
私は思わず大きな声を出してしまった。義母は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにいつものにこやかな顔に戻った。
「あら、ごめんね。でも、孫の顔が見たいのよ」
義母はそう言うと、強引に玄関のドアを開け、ずかずかとリビングまで入ってきた。みわとちなは義母の姿を見て、少し緊張した顔になった。
「あらあら、みわちゃん、ちなちゃん、朝ごはん美味しそうねぇ」
義母はそう言って、2人の頭を撫でた。私は思わず眉をひそめた。勝手に家に入ってこられるのが、私は一番嫌だった。鍵は持っているし、私たちの都合は二の次で、いつも勝手に上がり込んでくる。
何度夫に相談しても、彼は「お母さんも悪気はないんだし、うまく付き合ってよ」と言うだけで、何も解決しようとしない。そのたびに、私は夫への愛情が薄れていくのを感じるのだった。
あとがき:心を閉ざした日
妊娠中のなずなさんにとって、義母の行動は耐え難いストレスですよね。夫である優斗さんの「悪気はない」という言葉に、歯がゆさを感じた方もいるでしょう。自分の親と配偶者の親では、関わるうえでのストレスは全然違いますよね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ママリ編集部
(配信元: ママリ)

