包丁の寿命と切れ味を保つための注意点
せっかく買った包丁も間違った使い方や収納方法では、長く切れ味を保つことができません。
「包丁は前後に真っ直ぐ動かして使うのが基本です。包丁は真っ直ぐな力には強いですが、左右にこじったりひねったりすると刃欠けの原因になるので、こじる・ひねるは厳禁です」(貝印)
使った後に水分や汚れが残っているとサビや変色の原因になるため、「使用後は速やかに汚れを落とし、水分を完全に拭き取ってから乾燥させてください」と説明しています。
また、他の包丁や食器とごちゃごちゃに収納するのはNG。「刃同士が当たると欠けやサビの原因になるため、包丁差しや専用のケースに収納してください」(貝印)。
手軽な普段のお手入れは「シャープナー」、鋭い切れ味には「砥石」
切れ味を保つためにはお手入れが必要ですが、包丁の状態や使用頻度はさまざまなので決まった頻度はないそうです。しかし、メンテナンスが必要な目安はあり、「トマトを切ったときに皮がつながっていたり身がつぶれてしまったときは、切れ味が落ちているサイン」だといいます。
普段のお手入れに便利なのは「シャープナー(簡易研ぎ器)」。軽い力で垂直に差し込み、手前に数回引くだけで切れ味が回復するとのことです。
より鋭い切れ味を求める場合は、「砥石」で研ぎ直すという本格的なお手入れがおすすめ。「砥石に十分水を含ませ、15度程度の角度を保って『バリ(刃返り)』が出るまで研ぐのがコツです」(貝印)。仕上げの際、バリはデニム生地や布でこそげ落とします。
選び方のポイントや正しい使用・収納方法、メンテナンスのやり方を知っていると快適に包丁が使えそうです。より本格的な料理に挑戦したい人にも参考になったのではないでしょうか。

