離れる決意をしたものの、現実は難しく…
「そうだね。少し離れてみるよ。せっかくの休日も、彼女に会うと思うと憂鬱になっちゃうし、そんなんじゃ壮一にも悪いもんね」
私は、彼女からの連絡に対する返信を遅らせることにしました。誘われても「予定があるから」と断り、自分たちのペースを守るように心がけたのです。
しかし、狭い地域社会。保育園の行事や共通の友人との集まりなど、どうしても顔を合わせなければならない場面はやってきます。
そして、その「ある日」は、意外なほど早く訪れました。保育園のママ友数人で、大きな公園へ遊びに行くことになったのです。そこにはもちろん、由美子ちゃんと望ちゃんの姿もありました。
あとがき:ママ友は「一生モノ」じゃなくていい
「ママ友なんだから仲良くしなきゃ」という呪縛を解いてくれたのは、夫の冷静な一言でした。子どもを介した縁であっても、自分たちを傷つける相手なら手放していい。この話では、そんな勇気ある決断が描かれます。家庭という安全基地で理解者を得た冴香が、自分自身と壮一を守るために一歩踏み出す姿は、人間関係に悩む多くの女性に「それでいいんだよ」という安心感を与えてくれるはずです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

