飛行機や電車といった“逃げ場のない密室空間”では、ほんの小さな迷惑行為が、大きなトラブルに発展することがあります。
弁護士ドットコムニュースには、読者から移動中のさまざまな体験談が寄せられました。車内マナーの悪化、機内でのセクハラ被害、運営側の対応への不満──。
ゴールデンウィークの大型移動シーズン、公共交通機関をめぐるリアルな声を紹介します。
●毛布の下から太ももを…「飛行機にも女性専用シートを」
特に深刻なのが、機内での卑劣なセクハラ被害です。
「数年前、友だちから聞いた話です。シンガポールから一時帰国した際、三姉妹(小学生〜高校生)がエコノミー席に並んで座っていました。そのうち長女の隣に、別の家族の父親らしき男性が座りました。
三姉妹は毛布を足にかけて寝ていたのですが、違和感を覚えた長女が目を覚ますと、毛布の下から太ももを触られていたそうです。怖くて何もできずにいたらしく、その男性は何事もなかったように飛行機を降りていったそうです。
搭乗した便名や座席番号を航空会社に伝えたものの、『現行犯ではない』として、まったく取り合ってもらえなかったそうです。せめて飛行機にも女性専用シートを作ってほしいです」(大阪府・50代女性)
●スマホの音漏れ、靴脱ぎ、香害…車内ストレス募る
周囲への配慮を欠いた行動への不満も数多く寄せられています。
「海外から帰国した際、エコノミー席で前の人が限界までリクライニングをしてきて、食事もままならないほど狭くなりました。せめて一言声をかけてリクライニングをするべきです。自分勝手な行動は周囲に迷惑をかけます」(大阪府吹田市・60代男性)
「新幹線で、外国人観光客がスマホで音を出しながら聴いていてうるさかった。車掌では手に負えないなら、ガタイの良い警備員を巡回させて、ルールやマナー違反をしたら、強制的に下車させるぐらいしないとダメだと思う」(関東・50代男性)
「新幹線や飛行機で靴を脱がれるのが嫌です。あと、飛行機は香害から逃げられないので辛いです」(年代・性別・地域不明)
駅構内でのトラブルをうったえる声もありました。
「駅のエスカレーターで、歩きながらぶつかってくる人に『歩かないで』と注意したら、因縁をつけられ、執拗に絡まれて暴力沙汰寸前になりました。なぜ注意されると逆ギレするのか。日本社会が荒んできたと思います」(神奈川県横浜市・60代男性)
マナー違反を注意すること自体が危険を伴う──。そんな現状に危機感を抱く人も少なくないようです。

