父が18万円を立て替え、弁護士を紹介。専門家を介した法的措置に、それまで強気だった義母たちはパニックにおちいる。修平は電話ごしに絶縁を宣言。「たかがお金」とわらう義母に対し、毅然と別れを告げた。
父の心強い援助に助けられる
「18万、私が立て替えよう」
父の言葉に、私と修平は目を見開きました。
「そんな…自分たちのせいなのに、あまえるわけには…」
「これは修平くんへの貸しだよ。これから美緒と協力して、少しずつ返してくれればいい。その代わり、条件がある。中途半端におわらせず、弁護士を立てて、きっちりケジメをつけること。お父さんの知り合いに、こういうトラブルに強い弁護士がいるから、紹介する」
父の全面協力のもと、私たちは翌週、弁護士事務所をおとずれました。
弁護士の登場であわてる義実家
担当の山城弁護士は、私たちの話をていねいに聞き、きびしい表情で言った。
「カードの貸与はたしかに規約違反ですが、それとこれとは話が別です。まずは、督促を止めて民事訴訟をする流れがスムーズでしょうね。また、結婚式の際の借金についても、証拠があれば請求可能です」
山城弁護士は、すぐに義母と義妹に受任通知を送った。
「弁護士」という存在の威力は絶大だった。それまでムシを決め込んでいた義母から、ふるえる声で電話がかかってきたのだ。

