北海道の交通の要衝、札幌駅。

現在、この周辺では100年に一度とも言われる大規模な再開発が進行しています。その中でも、市民の足である地下鉄南北線さっぽろ駅で行われている「ホーム増設工事」の現場に、HTBの朝の情報番組「イチオシ!!」がメディアとして初めて潜入取材を敢行しました。普段、私たちが何気なく歩いている地面の下で、一体何が起きているのでしょうか。
混雑緩和の切り札「ホーム増設工事」とは
現在、地下鉄南北線さっぽろ駅のホームは、麻生方面と真駒内方面の電車が同じホームの両側を利用する「島式ホーム」となっています。

しかし、利用者数の増加に伴い、通勤・通学時間帯の混雑が課題となっていました。

この問題を解決するために進められているのが、ホームの増設です。現在あるホームの隣に、もう一つ新しいホームを作るという大規模なプロジェクトです。完成後は、現在のホームが「麻生方面専用」、新設されるホームが「真駒内方面専用」となり、乗客の流れを完全に分離することで、混雑の緩和と安全性の向上が期待されています。
札幌市交通局の金編康平さんは、「いま見えている通行止めの下が、我々が新しくホームを作っている場所です」と、駅前通りの一部を規制して行われている地上工事の重要性を語ります。

驚きの光景!地下1階に広がる広大な「新駅務室」候補地
取材班は特別に許可を得て、駅前通りの地下へと足を踏み入れました。そこには、地上からは想像もつかない広大な空間が広がっていました。



地下1階、北5条通の下では、今回のホーム増設に伴い、既存の駅務室を移転するためのスペースが確保されています。
現場責任者の阿部建一さんは、「この壁をぶち抜いて、現在のさっぽろ駅のコンコースとつなげる計画です」と説明します。

来年度からは本格的な建設工事が始まり、利便性の高い新しい駅務室や券売機室が誕生する予定です。

