深夜の札幌駅前に現れた「空飛ぶ街路灯」
工事は地下だけではありません。地上でも、地下掘削の支障となる設備の撤去作業が深夜、人知れず行われています。

ある日の深夜、駅前通りでは高さ10m、重さ1.5tにも及ぶ巨大な街路灯の撤去作業が行われました。クレーン車が慎重にアームを伸ばし、ワイヤーを固定。固定ボルトが外されると、巨大な街路灯がゆっくりと夜空に浮かび上がりました。その光景は、まるで街路灯が空を飛んでいるかのようです。

「倒れたら大惨事なので、非常に神経を使います」と阿部さんは語ります。多くの人々が行き交う都心部だからこそ、一寸の狂いも許されない精密な作業が、安全第一で進められていました。
2028年に向けた「札幌駅周辺再開発」の全貌
地下鉄さっぽろ駅の新ホーム完成は、2028年度を予定しています。しかし、札幌駅周辺の変貌はこれだけにとどまりません。
動画内で紹介された「札幌駅周辺再開発」のタイムラインを確認すると、驚くべき変化が目前に迫っていることがわかります。
2028年: JR札幌駅の北側に「新商業施設(旧パセオ・サツエキBridge跡地)」が開業予定。さらに、札幌西武跡地には「再開発ビル(地上160m)」が完成予定。
2030年度: 新バスターミナルビルの一部(旧エスタ跡地)が竣工予定。
2034年度: 新バスターミナルビルが全面開業予定。
2038年度末以降: 北海道新幹線 札幌駅が開業予定。
駅前のシンボルであった大丸札幌店やステラプレイスと並び、2028年には超高層ビルや新たな商業施設が立ち並ぶことになります。
地下鉄の新ホームは、これらの新しいビル群と地下1階・2階で直接接続される計画となっており、地上と地下が一体となった利便性の高い都市空間が誕生します。

