週末の大量飲酒が肝臓に与える影響

平日はアルコールを飲まないので週末にまとめて飲む、という人もいるでしょう。平日には一切飲酒をしないので、十分に肝臓が休んでいるから大丈夫、と思っていないでしょうか。
現在一度に大量飲酒をすることも肝臓に影響を与えると報告されてきています。
線維化
アルコールが肝臓の炎症を引き起こすということは前項で述べました。毎日の晩酌ではこの炎症がずっと、慢性的に続いていくことになります。一方で週末に大量の飲酒をする場合、肝臓に急激な炎症が起こってしまい、結果として瘢痕、線維化として残ってしまいます。この線維化が進んでしまうと、肝硬変となり、肝臓がん発症のリスクとなりえます。なお、この肝線維化のリスクは大量飲酒により3倍に高まってしまうと報告されています。
「毎日の晩酌」「週末の大量飲酒」どちらの方が肝臓がんのリスクを高める?

ここまで「毎日の晩酌」「週末の大量飲酒」について述べてきました。
双方でも述べましたが、それぞれが肝臓への負担を強いるので、肝臓がんのリスクとなりえます。どちらがといっても、「毎日少量(5~10g)のアルコールを飲む人」と「週末に焼酎を何本も飲む人」だと後者のほうがリスクが高いですし、前社が「毎日焼酎を一升飲む人」になると前者のほうが多い、ともなりかねません。
つまり、「1週間に飲むアルコールの総量が多いと肝臓がんのリスクが高まる」でしょう。
もちろん、「平日毎日晩酌を行い、週末には平日よりも多くのお酒を飲む」というように、両方を満たす場合は、より一層肝臓がんのリスクを高めてしまうことになるでしょう。

