事件後…久々の再会。そして、義実家との直接対決
修平が不安そうにスマホを取り出した。
「…つないで。このまま逃げてたら、一生この人たちにおびえてくらすことになる」
プルルル、という呼び出し音が、私の心臓の鼓動とかさなった。
「……修平?」
警戒したような義母の声が聞こえた。
「お義母さん、友梨佳です」
「あああ…友梨佳さん。その節はどうも」
一気に声のトーンが下がる。形式的なあいさつ。そこには、孫や私を案じる気配は微塵(みじん)もない。
「お聞きしたいことがあります。私の対応について…何か思うところがありますか?」
「なんのことかしら」
「私が警察に…次があれば逮捕してほしいとおねがいしたことです。それが不満で、修平に離婚を迫っているんですか?」
電話の向こうで、義母が息をのむのが聞こえた。
あとがき:義実家と直接対決へ
警察官に「お義母さんは心配していましたよ」と言わせるほどの演技力。そんな義母の二面性にゾッとします。
「次があれば逮捕」という警告は、夫を追い詰めるためではなく、家族を守るための究極のストッパー。そんな友梨佳の提案に対し、自分たちの世間体しか頭にない義母…。考え方のちがう相手を説得するのは、至難ですよね。ですが、そんな相手に立ち向かおうとしている友梨佳には、勇気をもらいますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

