●組織の全容解明は進むのか
検察側は、犯行が組織的かつ巧妙に仕組まれ、常習的に繰り返されていた点を指摘。そのうえで、被告人は中心的役割を担い、高額な報酬も得ていたとして、悪質性は高いと主張した。
これに対し弁護側は、被告人が捜査機関に協力していることや、組織内では下位の立場だったことを強調。犯行もマニュアル化されており、「誰でも実行犯になり得た」と主張した。
また、高齢者を狙う特殊詐欺とは性質が異なるとして、執行猶予付き判決を求めた。
冒頭に述べた通り、すでに一連の犯行を主導していたとみられる人物も逮捕されている。今後、組織の全容がどこまで解明されるのかが注目される。

