夫から感じる後悔と決意
電話を切った後、修平は呆然としていた。
「母さんがあんなにかんたんに引き下がるなんて……」
「引き下がったんじゃないよ。関わりたくないだけ。自分の息子がかわいくて守りたいんじゃなくて、自分の生活を守るため…息子を切りはなしたかっただけなんだよ、お義母さんは」
修平は深くうなだれた。
自分の両親が、何を最も大切にしていたのか…その残酷な真実を突きつけられたのだ。
「ごめん、友梨佳。俺、今まで親の言うことが正しいと思ってた部分があった。でも、ちがったんだな。俺が守るべきなのは、友梨佳と充なんだ」
修平の目に、初めて本当の意味での「後悔」と「決意」が宿ったように見えた。
あとがき:守るべきもの
「修平がかわいそう」と言いながら、実際は、自分たちの生活がこわれるのがこわいだけの義母…。真実を突きつける友梨佳の言葉は、痛快でもあり、悲しくもありますね。
でも、この対峙があったからこそ、修平はやっと「親ばなれ」ができたのかもしれません。親の言いなりではなく、自分の足で家族を守る。修平の中に、本当の「父親」としての自覚と覚悟が芽生えた瞬間でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

