
丹後地域のまちづくりを担う地域会社の京都丹後企画は、京都府宮津市にて、地魚の魅力を独自製法「一刻干し(いっこくぼし)」で楽しめる飲食店「カネマスの七輪焼き」を、5月1日(金)にオープンした。
地域の人の想いと記憶を受け継ぐ新たな拠点
かつて北前船の寄港地として栄え、食と物流の文化が行き交う町だった宮津では、食文化のひとつとして、魚介を“一刻干しを七輪で焼いて味わう”という楽しみ方が親しまれてきた。

香ばしさとふっくらした身の食感が際立つ一皿
今回オープンする「カネマスの七輪焼き」は、これまで大切にされてきたこのスタイルを受け継ぎながら、地域の食文化を次世代へつなぐ場として、宮津の新たな魅力発信にも取り組んでいく。

定規と升を組み合わせたロゴ
「カネマスの七輪焼き」は、宮津の港町で長年、地元住民や旅人に愛されていたが、惜しまれつつ幕を下ろした。京都丹後企画は、前店主の家族や地域の人と対話を重ね、事業承継を推進。その味と体験、そして宮津の食文化の記憶を未来へつなぎたいという想いから、宮津の食文化を次世代へとつなぐ新たな拠点として蘇った。
「一刻干し」の魚介を味わう宮津ならではの食体験

水揚げされたばかりの地魚を厳選
「カネマスの七輪焼き」は、宮津港で水揚げされた旬の魚介を、独自の高速熟成製法の「一刻干し」で仕立て、一尾ずつ七輪で丁寧に焼き上げて味わうことのできる店。

一尾ずつ丁寧に仕込む「一刻干し」
「一刻干し」は、水揚げされた直後の新鮮な魚介を手早くさばき、特製の調味液に漬け込んだのち、1〜2時間ほど乾燥・熟成させる製法。余分な水分だけを飛ばし、素材のみずみずしさを残しながらうま味を凝縮。さらに真空加工した上で寝かせて熟成させることで、ふっくらとした食感と香り、甘みを引き出す。

七輪を囲み、目の前で焼き上げるひととき
同店では、目の前で魚が焼き上がる音や香りとともに、「一番美味しい瞬間」を提供することにこだわっている。観光で訪れる人はもちろん、地元の人も日常の誇りとして親しめる、宮津ならではの豊かな食体験を楽しめる場所だ。
