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「自律神経の機能検査」で何が分かる?検査の種類や発見できる病気を医師が解説!

「自律神経の機能検査」で何が分かる?検査の種類や発見できる病気を医師が解説!

自律神経の機能検査の基準値と再検査が必要な結果

以下のような診断結果の場合にはすぐに病院に受診しましょう。検査結果は個人差が大きく、年齢や生活習慣によっても変化します。そのため、単一の数値だけで判断するのではなく、総合的に評価する必要があります。

自律神経の機能検査結果の基準値

心拍変動の指標には一定の基準範囲がありますが、明確な正常値が一律に定められているわけではありません。年齢が上がると心拍のゆらぎは小さくなる傾向があるため、年齢補正が考慮されます。検査結果は、個人の基準や変化の傾向を踏まえて解釈されます。

自律神経の機能検査結果の異常値・再検査基準と内容

心拍変動の低下や起立時の血圧低下が認められる場合、自律神経の働きに問題がある可能性が考えられます。症状が強い場合や結果に異常がみられる場合は、再検査や追加検査が行われ、基礎疾患の有無を確認します。

「自律神経機能」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「自律神経機能」の異常から疑われる病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

自律神経失調症

自律神経失調症は、ストレスや生活リズムの乱れなどを背景に、交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態です。めまい、動悸、倦怠感、頭痛、睡眠障害など多様な症状がみられます。生活習慣の見直しやストレス対策が基本となり、必要に応じて薬物療法が行われます。症状が長く続く場合や日常生活に支障がある場合は、内科や心療内科への受診が検討されます。

甲状腺機能異常

甲状腺機能亢進症や低下症では、ホルモンバランスの変化により自律神経症状に似た不調が現れることがあります。動悸や発汗、疲れやすさ、体重変動などが代表的です。血液検査で診断が可能で、治療により症状の改善が期待されます。自律神経の問題と区別が難しいこともあるため、気になる症状がある場合は内科や内分泌内科での評価が必要です。

起立性調節障害

起立性調節障害は、自律神経の調整機能がうまく働かず、立ち上がった際に血圧や心拍の調整が乱れることで、めまいや立ちくらみなどが生じる疾患です。思春期に多くみられますが、成人でも起こることがあります。生活リズムの改善や水分・塩分の摂取が基本となり、症状に応じて薬物療法が行われます。なお、同様の症状は貧血や内分泌疾患、心疾患などでもみられるため、それらを除外したうえで診断されます。朝起きられない、立ちくらみが頻回に起こる場合は、小児科や内科での相談が勧められます。

糖尿病性神経障害

糖尿病性神経障害は、高血糖が長期間続くことで神経が障害される状態で、自律神経にも影響が及ぶことがあります。心拍変動の低下や発汗異常、消化機能の低下などがみられることがあります。血糖コントロールが治療の中心となり、早期からの対応が重要です。しびれや立ちくらみ、消化器症状がある場合は、内科での評価が必要です。

配信元: Medical DOC

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