生態系への影響も

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動物保護団体によると、龍峰山にいる猫のほとんどは「捨て猫」だということです。
「2020年にネット上で『山の近くの休憩所に猫2匹と子猫2匹が捨てられていた』という投稿を見ました。おそらくその猫たちは餌を求めて山頂まで登ったのでしょう。登山者がよく食事をする場所で、残飯がもらえますから」というのは、野良猫の保護団体代表のLim So-youngさんです。
こうした猫人気が高まるにつれ、「野良猫が増えて地域の生態系に悪影響を及ぼすのではないか」という懸念も高まってきています。
「猫は人間にとってかわいくて身近な存在ですが、一方ですぐれたハンターでもあります。ここには天敵がいないために、山の猫の数は増加し続けています。かつて龍峰山でよく見られたカラスやカササギはすっかり姿を消してしまいました。キジやヘビもめったに見かけなくなりました。生態系が崩壊しつつあります」と、忠清南道野生動物保護センターの職員も懸念を表明しています。
猫人気と生態系保護をどうバランスしていくのか、この山にかかわる人々の知恵が試されるところです。

