猫伝染性腹膜炎の最新の治療法は?
日本におけるFIPの治療は、かつての「致死率ほぼ100%」から「寛解を目指せる病気」へと劇的に変化しました。
現在、国内では以下のような抗ウイルス薬による治療が行われます。
GS-441524およびレムデシビル重症時は注射(レムデシビル)、状態が安定していれば経口薬(GS製剤)を用いるのが一般的で、通常84日間(12週間)の継続投与が行われます。
モルヌピラビル他の薬剤に代わる選択肢として、比較的安価に処方されるケースも増えています。
国内では未承認の薬剤を獣医師の判断で「未承認薬」として個人輸入・処方する形が中心です。
そのため治療費は高額となり、くわえて「動物病院ならどこでも」「獣医師なら誰でも」治療が行えるわけではありません。
とはいえ、治療を行えば生存率は80~90%以上に向上します。FIPの寛解を目指すなら早期発見と、FIP治療に詳しい病院での適切な診断が鍵といえるでしょう。
まとめ
FIPは猫にとって命に関わる重篤な疾患ですが、治療法の登場により、以前よりも希望が持てる時代になりました。
重要なのは異常を早期に発見し、速やかに動物病院を受診することです。愛猫に食欲不振や発熱、腹部膨満などの症状が見られたら、すぐに獣医師に相談しましょう。
FIPについて正しい知識を持ち、愛猫の健康を守るための正しい判断ができるよう、今回紹介したことをぜひ役立ててくださいね。

