初めての出産は、夫婦ともにわからないことだらけ。手探りで正解を見つけ出す日々でしたが、「さすがに度を超えている!」と、夫のデリカシーのなさにあきれ返ってしまう出来事がありました。
31時間に及ぶ出産中、夫はどこに?
初めての出産で、陣痛が丸1日続いた私。出産には31時間という長い時間を要しました。そのため、立ち会いをする夫や母にとっても、待機時間はかなりの長丁場に。
陣痛に耐えるのに必死で、二人がどこで待機しているかを気にする余裕などまったくなかった私。母が隣の部屋を借りていたことは後から知りましたが、夫がどこにいたのかは、このときはまだ知る由もありませんでした。
産後に告げられた衝撃の事実
無事に出産を終え、ようやく心身ともに一息ついたころでした。看護師さんから、思いもよらない衝撃の事実を告げられたのです。
「実は、他の患者様から苦情が入っていまして……」
話を聞くと、なんと夫は待機場所として案内された待合室ではなく、分娩室のすぐ外にある廊下のベンチにずっと居座っていたというのです。しかも、丸1日におよぶ陣痛の間、そこで一晩中、寝泊まりしていたとのことでした。
本来、産科病棟は防犯やプライバシーのため、男性が長時間滞在できない決まりになっていました。入院中の女性たちからは「廊下にずっと男性がいて怖い」「怖くてトイレにも行けなかった」という切実な声が上がっており、病院内で大きな問題になってしまったそうなのです。

