悪びれない夫の発言に絶句…
夫を注意すると、「俺は悪くない! ベンチにいただけで危害を加えたわけでもないのに失礼だ!」と、まったく悪びれる様子がありません。
私が「そうではなくて、男性がいるというだけで恐怖を感じる人がいるの。病院の決まりを破ったあなたが悪いよ」と伝えても、夫は「自分は差別をされた」という被害者意識が強く、なかなか納得してくれませんでした。
結局、病院には私から平謝り。出産直後のボロボロの体で、退院までの5日間、ずっと肩身の狭い思いをすることになったのです。
夫からすれば、ただ待っていただけで警戒されることに不快感を覚えたのかもしれません。しかし女性の立場からすれば、密室に近い空間で、力でかなわない男性に居座られるのは強い恐怖を伴います。夫の勝手な判断で、他の患者さんには本当に申し訳ないことをしてしまいました。
夫の意識を根本から変えるのは難しいと考えた私は、第2子の際は夫の立ち会いを断ることに。理由として前回の出来事を挙げ、「同じ女性に恐怖を与えるようなことは二度としたくない」とはっきり伝えると、夫もようやく自分のしたことの重大さを少し理解してくれたようでした。
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陣痛中は、強い痛みや不安、緊張から心身ともに余裕がなくなり、出産に集中するだけで精いっぱいの状態になります。だからこそ、付き添う家族は、病院のルールを守り、医療スタッフの指示に従うことが重要です。
産科病棟では、入院中の女性や赤ちゃんの安全、プライバシーを守るために、待機場所や面会の範囲などが決められていることがあるので注意しましょう。
赤ちゃんを迎える大切な時間だからこそ、ママが安心して出産に集中できる環境を整え、周囲の人への配慮も大切にしたいですね。
監修:関根直子(助産師)
著者:いちのせはち/30代女性。2016年生まれの男の子と、2017年生まれの女の子を育てるシングルマザー。
イラスト:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
監修者:助産師 関根直子
筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

