トップ1束超の釣れっぷり中ノ瀬のシロギス本格化へ
取材日は、朝のうちは風が弱く、船長は船を風にうたせながら広く流した。
潮はあまり動いていないようでアタリは少なかったが、それでも釣る人はコンスタントにシロギスを食わせていた。
釣り方を観察すると、やはり誘い幅が大きい。
2m近くシャクっているように見える。
常連さん同士で、「今は待ちが長いほうがアタリが出るよ」など情報交換をしながら数をのばしている姿も見られた。
釣れ上がるシロギスは大中小交じりだが、平均18cmほどの中型がそろうのが中ノ瀬の特徴だ。
筆者も途中から竿を出し、シロギスのアタリと小気味よい引きを十分に楽しめた。
東京湾では春先から初夏にアカクラゲが発生する。
この日もときどきアカクラゲの触手が仕掛けに絡んできた。
この触手は面倒でもその都度取り除いてやらなければならない。
仕掛けにアカクラゲが付いたままだとシロギスが食ってこないためだ。
アカクラゲを取り除くためにキッチンクロスや台所用スポンジを持っていくと役に立つ。
後半になると南風が強まりアタリは取りにくくなってきたが、アタリのペースは上がり数人が同時に竿を曲げるシーンも多く見られた。
ただし、シロギスは広く散らばっているわけではなく、同じ流しでもアタリが多い時間帯、少ない時間帯がはっきりしていた。
アタリがあったら手返しよく釣ることが数をのばすコツの一つだろう。
この日のトップは103尾で、ショート船ながら束釣りの好釣果で、東京湾の魚影の濃さを十分に感じることができた。
長崎昭船長の話では、今シーズンは例年と同じく4月に入ってから釣果が上向いてきたが、取材日の時期はまだ群れが散っている状況で、中ノ瀬の中でも場所によって釣れる釣れないがはっきりしているそうだ。
5月に入ると水温も上昇し、群れが広く回遊するだろうとの予想だ。
東京湾のシロギス釣りは八十八夜を過ぎてからが本格シーズンになって魚の活性も上がる。
アクティブに誘ってアタリを増やす釣りをマスターして、シロギス釣りの楽しさを倍増させよう。

▲この日は103尾でダントツトップ
船宿INFORMATION
東京湾奥横浜本牧
長崎屋
045・622・8168
備考=予約乗合、8時出船。
ほかアジへも出船

