もしかして、私が不幸でいたほうが嬉しいの……?
しかしその後も、B美に対する違和感は大きくなっていきました。
私の結婚が決まったときには「自由がなくなって、窮屈じゃない?」
出産後には「育児って超大変だよね。私には子育ては無理だなぁ(笑)」
私に幸せが訪れると、毎回水を差すようなことを言ってくるB美。
そしてそのあとに必ず、「辛いことがあったら、いつでも話聞くからね♪」と続けるのです。
(なんだろう、この感じ)
もしかして、B美は私が不幸でいたほうが、嬉しいのではないか──。
私は、次第にそんな風に考えるようになってしまいました。
「だってムカつくんだもん」
ある日、思い切って聞いてみることにしました。
「ねえ、どうしていつも、そんな風に言うの? まるで、私が落ち込んでいるほうが、嬉しいみたい」
するとB美は、一瞬黙り込み、視線をそらしました。
そしてぽつりと、こう言ったのです。
「だって、A子のくせになんか全部うまくいってるの見てると……ムカつくんだもん」
その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。
ああ、やっぱり──。

