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猫が『水を飲んでくれない』ときの対策方法5選 水分不足が招くリスクや必要な飲水量の目安も解説

猫が『水を飲んでくれない』ときの対策方法5選 水分不足が招くリスクや必要な飲水量の目安も解説

猫が『水を飲んでくれない』ときの対策方法5選

容器を見つめて何やら不満そうな顔をする猫

1.水の器や設置場所を見直す

猫が水を飲まないときは、まず水の容器や設置場所を見直してみましょう。

猫はとても繊細な動物で、水を飲む環境にも強いこだわりを持っています。器の素材や形状が気に入らないだけで、飲水量が減ってしまうことも珍しくありません。

とくにヒゲが当たるのを嫌がり、たとえば深すぎたり小さすぎるお皿を拒否する猫も多いです。また、ステンレス・陶器・プラスチックなど素材によっても好みが分かれます。

さらに設置場所も重要。テレビや家電の近くなど騒がしい場所は避け、静かで落ち着ける場所に置きましょう。

また複数箇所に水を設置するのも効果的です。猫は非常にめんどくさがり屋なので水を飲みたいと思っても、水飲み場が遠いとわざわざ出向かいません。

しかし複数箇所設置しておくことで、めんどくさがり屋の猫でも自然と水を飲む機会が増えるでしょう。

2.新鮮でおいしい水を用意する

猫は水の鮮度やにおいに敏感で、少しでも汚れていたり臭いがあると飲まない子も少なくありません。

たとえば水道水のカルキ臭を嫌う猫は多く、これが原因で飲水量が減るケースもあります。

対策としては、水道水の気になる場合は浄水器の水を利用すること、1日数回のこまめな水交換を心がけることです。できれば朝・夜の2回以上が理想です。

また循環式の給水器を使うのも有効で、「流れる水」を好む猫には特におすすめです。清潔で新鮮な水を用意して、自然な飲水量アップを目指しましょう。

3.食事から水分をとれるよう工夫する

水を直接飲まない猫には、食事から水分を補う方法が有効です。ドライフードは水分量が約10%と少ない一方、ウェットフードは60~80%と多くの水分を含んでいます。

とくに普段ドライフード中心でかつ猫が全く水に無関心の場合は、ぜひウェットフードを取り入れて水分摂取量を増やしてみるのがいいでしょう。

ウェットフードはわざわざ買いに行かなくても問題ありません。ドライフードをぬるま湯でふやかせば、ウェットフードの完成です。香りもたつので、食が細い猫や老猫の食欲アップにも繋がります。

ただし、食の細い猫の場合は、ウェットフードだとすぐにお腹いっぱいになってしまい、十分量食べないこともあります。また猫は食事の好みがはっきりしていることが多いので、様子を見ながら少しずつ食事を調整してみてください。

4.水に「味変」をして猫の興味を引く

猫は好奇心が強い反面、気に入らないものには見向きもしません。そんなときは水に少し変化をつけてみましょう。

例えば、鶏肉や魚をゆでた際の無塩スープを少量混ぜると、香りがついて飲みやすくなったり、ぬるま湯にすることで飲むようになったりする猫もいます。

猫の好みに合わせて工夫して、水に対する興味を引き出し、自然と飲水量を増やすのを目指しましょう。

ただし、濃い味付けや塩分の追加は厳禁です。あくまで「香りづけ程度」にとどめましょう。また傷みやすくなるため、とくに夏場の管理には注意が必要です。

5.体調や口のトラブルをチェックする

水を飲まない原因が、単なる好みではなく体調不良である可能性もあります。特に歯周病などで口の中に痛みがある場合、水を飲む行為そのものを嫌がるケースもしばしば。

そのためよだれが増えている、口臭が強い、食欲が落ちているといった症状がある場合は注意しましょう。

また急に飲水量が減った場合や元気がない場合も、すぐに動物病院での診察を検討してください。

「飲まない=性格」と決めつけず、体調面の変化にも目を配り、日頃から飲水量や様子を観察することが、早期発見につながります。

猫の「水分不足」が招くリスクは?

獣医師に抱えられる子猫

猫が慢性的に水分不足の状態が続くと、さまざまな健康トラブルを引き起こす可能性があります。

とくに多いのが尿路疾患です。水分が足りないと尿が濃縮され、尿道や膀胱に石が詰まる下部尿路結石を発症したり、膀胱炎になったり。尿道閉塞を起こすと命に関わることもあります。

また慢性腎臓病(慢性腎不全)も猫に非常に多い病気で、水分不足は腎臓への負担を増大させることで発症リスクを高める要因になりえます。

さらに、便秘や消化器トラブル、皮膚・被毛のコンディション低下なども水分不足に起因して起きたりと…水分不足は猫の健康を支えるうえで非常に懸念されるものです。

そのため、ぜひ日頃から飲水量を意識して、猫の長期的な健康維持を支えましょう。

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