「頚椎症の原因や症状」はご存知ですか?受診の目安となる症状も解説!【医師監修】

「頚椎症の原因や症状」はご存知ですか?受診の目安となる症状も解説!【医師監修】

頚椎症の日常生活での注意点

ポイントを示す木の人形

頚椎症性脊髄症の日常生活での注意点を教えてください。

頚椎症性脊髄症の患者さんは、以下の点に注意して日常生活を送ることが重要です。

首への負担を減らす:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用を避け、適度に休憩を取るようにする

正しい姿勢を保つ:背筋を伸ばし、首を前に突き出さないように意識する

適度な運動を行う:ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で身体を動かす

転倒に注意する:歩行時のふらつきがある場合は、転倒防止のために手すりを利用するなどの工夫を考える

日常生活のふとした動作や姿勢に少し気を向けるだけでも、症状の緩和や予防につながります。日常生活において、首に負担をかける動作を避けることが重要です。例えば、重いものを持ち上げる際には腰を使ったり、首を無理にひねったりしないように心がけましょう。また、睡眠時には適切な高さの枕を使用し、首の位置を正しく保つことが推奨されます。専門家によるリハビリテーションを受けることでも症状の緩和や予防をすることが可能です。リハビリテーションで必要な筋力を強化したり、柔軟性を高めたりすることで症状の予防などができるでしょう。特に、首や肩の筋肉を鍛えるエクササイズは、症状の改善に寄与します。作業療法士や理学療法士の専門的な指導の下で、定期的なストレッチや軽い運動を取り入れることで、筋肉の緊張を和らげ血行を促進する効果が期待できます。

頚椎症性神経根症の日常生活での注意点を教えてください。

頚椎症性神経根症の患者さんは、以下の点に注意して日常生活を送ることが重要です。

首の動きを制限する:首を後ろに反らす動作や、急な動きを避ける

重い物を持たない:肩や腕に負担がかかる動作を控える

適切な枕を使用する:首の自然なカーブを保てる高さと硬さの枕を選ぶ

ストレスを溜めない:リラクゼーションや趣味の時間を確保する

手の痺れや頚部の痛みなどは、QOL(生活の質)の低下にもつながりかねません。ストレスをため込むことで、症状に悪影響を及ぼす可能性もあります。十分な睡眠を取るなど規則正しい生活を送るように心がけましょう。

編集部まとめ

伸びをする女性
頚椎症は加齢や生活習慣によって起こる頚椎の変性により、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こす疾患です。

手の痺れや頚部の痛みが続く場合には、早期に医療機関を受診しましょう。

早めの診断と適切な治療は重要です。特に手先を使った細かい作業が難しく感じられるようになった場合には、頚椎症性脊髄症が疑われます。早めに整形外科で専門の検査などを受けましょう。

日常生活での注意点としては、首への負担を減らす工夫が求められます。姿勢の改善や適度な運動、重い物を持たないなどの配慮が、症状の悪化防止や再発予防につながります。

また、手術適応になる前に保存療法として作業療法士や理学療法士によるリハビリテーションが有効です。

専門的な評価により、患者さん一人ひとりのニーズに合った治療を行うことが可能です。

自己判断せず、専門の医師やリハビリテーション専門職などの指導を受けて不安のない生活を送りましょう。

参考文献

整形外科シリーズ12 頸椎症

頚椎症性脊髄症診療ガイドライン 2020改訂第 3版

「頚椎症性神経根症」|公益社団法人 日本整形外科学会

2 頚部圧迫性脊髄症のリハビリテーションに必須の評価法と活用法

配信元: Medical DOC

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