「うつ病と光トポグラフィー検査」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「うつ病と光トポグラフィー検査」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
光トポグラフィー検査結果は、どのくらい正確なのでしょうか?
前田 佳宏(医師)
一定の傾向を示すデータはありますが、診断を確定する精度を持つ検査ではありません。信頼度は60〜70%とする報告もありますが、問診や臨床経過とあわせて評価することが前提となります。
光トポグラフィーの検査でうつ病と躁うつ病はどのように結果がでますか?
前田 佳宏(医師)
脳の血流変化のパターンに違いがみられることがありますが、明確に区別できるとは限らず、あくまで参考情報として扱われます。
光トポグラフィー検査(NIRS)を受けると客観的にうつ病の診断書が出せますか?
前田 佳宏(医師)
検査結果のみで診断書を作成することはなく、医師が総合的に判断したうえで診断が行われます。
うつ病のTMS治療と光トポグラフィーは異なるものですか?
前田 佳宏(医師)
TMS(経頭蓋磁気刺激)は治療法であり、光トポグラフィーは検査です。目的が異なるため、役割も異なります。
光トポグラフィー検査で発達障害かどうかはわかりますか?
前田 佳宏(医師)
発達障害の診断に用いる検査ではなく、判断することはできません。
まとめ
光トポグラフィー検査は、脳の血流変化を可視化することで、うつ状態の背景を考える手がかりとなる検査です。一方で、この検査だけで診断が確定するわけではなく、あくまで医師の判断を補助する役割にとどまります。気分の落ち込みや体調の変化が続く場合は、検査結果にかかわらず医療機関で相談することが重要です。
「うつ病と光トポグラフィー検査」の異常で考えられる病気
「うつ病と光トポグラフィー検査」から医師が考えられる病気は3個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
精神科・脳神経内科系
うつ病双極性障害統合失調症光トポグラフィー検査は、これらのような疾患の診断の補助として用いられる場合があります。しかし、確定診断には他の検査も不可欠です。
「うつ病と光トポグラフィー検査」に関連する症状
「うつ病と光トポグラフィー検査」に関連する症状は5個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
気分の落ち込みが続く
以前楽しめていたことに興味が持てない
眠れない・または過眠になる
食欲の変化がある
集中力が低下する
これらの症状が改善しない場合は、うつ病などの心の不調の可能性があります。一度専門医療機関を受診しましょう。
参考文献
光トポグラフィー|NCNP病院国立精神・神経医療研究センター
うつ病診療ガイドライン 2025
D236-2 光トポグラフィー|今日の臨床サポート
- 「うつ病で幻覚」が現れる原因はご存知ですか?幻覚の特徴についても解説!【医師監修】
──────────── - 介護ノイローゼとは?特徴や対処法をわかりやすく解説します
──────────── - 【闘病】検査異常なしでも「吐き気と動悸が…」 新卒の心を壊した『原因不明の不調』の正体
────────────

