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「強皮症」を発症すると「爪」にどんな症状が現れるかご存知ですか?【医師監修】

「強皮症」を発症すると「爪」にどんな症状が現れるかご存知ですか?【医師監修】

強皮症と診断された方が日々の生活で気を付けたいこと

強皮症と診断された方が日々の生活で気を付けたいこと

強皮症による爪や皮膚の変化が現れているときに気を付けた方がよいことを教えてください

まず大切なのは、指先を冷やさないことです。手袋やハンドウォーマーを使い、急な温度変化を避けます。冷房の風や冷たい水、冷凍食品に直接触れる場面にも気を配ります。喫煙は血管病変を悪化させるため、禁煙がすすめられます。小さな傷が潰瘍につながることがあるため、爪の周りをいじり過ぎないことも大切です。ささくれや甘皮を無理に引っ張らず、乾燥しやすいときは保湿を続けます。指を動かす機会を保つことも、日々の循環管理に役立ちます。
痛み、腫れ、膿、急な色の悪化があるときは、早めに受診してください。特に、指先や関節の背面に潰瘍があるときは、自分で処置せず主治医に相談するほうがよいでしょう。
参照:『皮膚科Q&A Q8 血管障害とは何ですか?』(公益社団法人 日本皮膚科学会)

強皮症でも爪は通常どおり切って問題ありませんか?

日常の爪切りは行ってかまいません。ただし、深爪は避けた方が安全です。爪の先は指先と同じくらいの長さを目安にし、角を極端に切り落とさず整えます。変形が強い爪や硬い爪は、無理に一度で切ろうとすると周囲の皮膚を傷つけやすくなるので、やすりを併用しながら少しずつ整えると負担を減らしやすくなります。
痛みがあるとき、潰瘍があるとき、うまく切れないときは、自分で無理をせず医療機関で相談してください。普段どおりに切ってよいかどうかは、爪だけでなく周囲の皮膚の状態でも変わります。爪切りの後に出血や強い痛みが続く場合も受診の目安です。

編集部まとめ

編集部まとめ

強皮症は爪の色や外見に変化が現れることがある病気です。強皮症による爪の変化は、強皮症の治療をすることで、目立ちにくくなることもあります。強皮症で爪や皮膚に変化が現れているときは、指先を冷やさないようにする、深爪を避けるといった点に気を付けるとよいでしょう。

参考文献

『全身性強皮症 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン』(公益社団法人 日本皮膚科学会)

『限局性強皮症 診断基準・重症度分類・診療ガイドライン』(公益社団法人 日本皮膚科学会)

『皮膚科Q&A Q8 血管障害とは何ですか?』(公益社団法人 日本皮膚科学会)

『全身性強皮症』(難病情報センター)

『皮膚科Q&A Q9 限局性強皮症の病変の広がりや活動性を調べるにはどのような検査が必要でしょうか?』(公益社団法人 日本皮膚科学会)

配信元: Medical DOC

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