同じ「嫁」の立場の自分には、攻撃的
この日も率先して、食後の皿洗いを始めた彩音。サクヤを徹に見てもらい、私も手伝おうとキッチンに向かった。
佳奈子「食器を拭きますね」
流し台はすでに義母と彩音が立っていて窮屈そうだ。布巾を手に取り声をかけると、彩音はちらりと見て言った。
彩音「大丈夫ですよ。私がやりますから」
佳奈子「え?でも」
べつに拭くぐらい断らなくてもいいのに。義母も「手伝ってもらいましょうよ」と声をかけたが、彩音は水で泡を流す作業をパパッと終わらせ、私から布巾を奪い取る。
彩音「拭き作業始めますね。佳奈子さんは“いつものように”ゆっくり座っててください」
あっけに取られる。気遣ってもらったはずなのに、ちくちくと感じた。
佳奈子(“いつものように”って…やろうとしても抑えてくるのはそっちなのに。やっぱり、やりづらい…)
どうして必死にアピールし、こちらにも攻撃的になるのか。彼女の本意がわからず、神経がすり減った。
あとがき:義弟嫁の態度にもやもや
義実家の近くに住む佳奈子は、義弟夫婦との交流もよくします。そのなかで義弟嫁・彩音からの態度に、違和感を抱いていました。気遣いは必要ですが、彼女の場合はその矢印が「義母」にだけ向かっているようです。こちらに対する敵対視も感じ、もやもやする佳奈子。じつは過去にも、気がかりとなる出来事がありました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
記事作成: hiiro
(配信元: ママリ)

