「気づけば深夜2時…」待たされる家族の切実な悲鳴
動画視聴やSNSチェックなど、お風呂にスマホを持ち込んでリラックスタイムを楽しむ人が増えています。しかし、同居する家族がいる場合、この「スマホ長風呂」が思わぬトラブルの種になることも。
お風呂でのスマホ使用について、ネット上で特に熱を帯びていたのが「同居家族の長風呂に対する不満」です。都内在住で会社員として働く女性(高校生の息子の母)からは、こんな切実なエピソードが寄せられました。
「高校生の息子は部活や塾で帰宅が21時を超えることも多々。夕飯を作って、先にお風呂につからせてあげたいと優先するのですが、とにかく長風呂で1時間以上入っていることなんてザラです。中からは動画の音や歌い声が聞こえてきますが、息子より先に入れなかった日は最悪。待っているうちにソファで寝落ちしてしまい、ふと起きたら深夜の2時なんてことも……。そこから家族を起こさないよう、そーっとお風呂に入らなければならず、一日の疲れも取れる気がしません。スマホ長風呂、断固反対! 長風呂するなら最後に入るという気遣いをしてほしいです!!!!」
親の優しさをアダで返すようなこのエピソードには、思わずうなずく人も多いのではないでしょうか。共同で使う浴室を「個人のエンタメ空間」として長時間占拠されることは、家族の睡眠時間や生活リズムを容赦なく削り取る大きなストレス要因になっています。
また、お風呂へのスマホ持ち込みに対して否定的な意見も少なくありません。
「浴室と外の温度差で結露して、故障の原因になりそう」「お風呂にまで持ち込むのは、さすがにスマホ依存症だと思う」といった冷静な指摘の声も多く寄せられていました。実際に、防水対応のスマホであっても、お湯や蒸気に対する耐性は保証されていないことが多いため、取り扱いには注意が必要です。
「ここしかない」長風呂派の言い分とは?
一方で、スマホを浴室に持ち込む側にも、ただの依存症とは言い切れない理由があるようです。
「リビングにいると子どもの声や家事で落ち着かない。お風呂の中だけが唯一、誰にも邪魔されない『ひとり時間』なんです」
「仕事や塾から帰ってきて、湯船につかりながら推しの動画を見るのが最高のストレス発散」といった意見も見られました。
仕事や学業に追われる現代人にとって、物理的に一人になれる密室空間は限られています。その空間を少しでも充実させたいという思いが、ついスマホを持ち込み、時間を忘れて長居してしまう原因のようです。しかし、それが「誰かの犠牲(我慢)」の上に成り立っているのだとしたら、見直しが必要です。

