
山形の食堂「皿谷食堂」が、山形を代表する醤油メーカー「丸十大屋」、創業100年を超える製麺の老舗「太郎兵衛そば本舗」とともに取り組んだオリジナル乾麺「皿中(さらちゅう)」のKickstarterプロジェクトが、達成率906%で終了した。
山形独自の食文化「そば屋のラーメン」を世界へ
山形には、そば店でラーメンを提供する独自の麺文化があり、その背景には地域に根ざした食堂文化と醤油・製麺・出汁づくりの積み重ねがある。
「皿谷食堂」は、この食文化を単なる商品販売にとどめず、山形食文化の資産として次世代へ繋ぎ、世界へ発信していきたいと考えていた。
「皿中」は、創業100年を超える「太郎兵衛そば本舗」の製麺技術、「丸十大屋」の醤油、そして「皿谷食堂」が培ってきた牛と鰹節を基調とする山形伝統の味づくりを掛け合わせて誕生したオリジナル乾麺。常温保存可能な乾麺商品「皿中」として国内外へ届ける挑戦として始動した。
同商品は、山形寒河江ならではの、鼻に抜ける風味と甘みの味わいである「そば屋のラーメン」を国内外の家庭で楽しめる商品として展開していく。
支援の半数以上が米国から

「皿中」のKickstarterプロジェクトでは284人の支援者から総額2,719,399円の支援を集めた。その結果は、3社が100年以上にわたり培ってきた技術と信頼、そして山形の食文化そのものに対する共感の表れであると考えている。
また、同プロジェクトは支援の半数以上が米国からの支援となった。
Kickstarterでの日本国内(実行者の住所が日本)募集プロジェクトの中でも現時点(2026年5月1日)でラーメンプロジェクトでは高いシェアを誇っている。山形のラーメンに興味を持つ米国の人々が、今回発信した皿中の動画などを見たことで、食べてみたいと訴求できたことが理由だと推測されるという。
