疎外感のなかで生まれる違和感
包みを開くと、有名なブランドメーカーのスタイだった。お礼を述べた私たちに、彩音は笑顔で告げる。
彩音「私の友人がこのブランドで働いていて、いろいろアドバイスをもらったんです。そうそう、その時にお義母さんのハンカチも買いましたので、お渡ししますね」
義母「まあいいの?」
彩音「もちろんです。そういえば以前気になっていたケーキがその近くで売ってましたよ。今度一緒に食べに行きましょう」
お祝いの場で、義母との約束話を盛り上げる彩音。私としては少し、肩身の狭い思いになる。
この違和感は何だろう。しかし、よくよく考えるとすぐにわかった。出産祝いにきたというのに、彩音はまったくサクヤに興味をもってないのだ。
叔父となる雅人は抱っこしたりしたが、彼女はちらっと見ただけ。それなのに義母が姿を現したとたん笑顔になり、プレゼント渡しを率先して始める。
佳奈子(義母の前でだけ、いい子のふりをしてる…?)
その予想は、月日を重ねるごとに確信に変わった。
あとがき:昔から変わらない義弟嫁のアピール癖
すでに1年前から、佳奈子は彩音の異様な「アピール癖」を感じていたようです。こちらのお祝いの場である出産祝いでさえ、義母に対するアピールに使う彩音。そんな彼女に違和感を持つのは、当たり前の感情でしょう。次回、さらなる彩音の暴走が始まります。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
記事作成: hiiro
(配信元: ママリ)

