胃もたれ、胸やけ、胃痛が起きているときに気を付けるべきこと
編集部
症状があるとき、まず気を付けることは何でしょうか?
近藤先生
食事内容と生活習慣の見直しが重要です。脂っこい食事、刺激物、アルコールを控え、食べ過ぎや早食いを避けることが基本となります。また、食後すぐに横になると胃酸が逆流しやすくなるため、しばらくは体を起こした状態で過ごすように意識しましょう。
編集部
そのほか、日常生活での注意点はありますか?
近藤先生
規則正しい生活を心掛け、十分な睡眠を取ることが大切です。また、ストレスをため込まず、適度な運動やリラックスできる時間を確保するようにしましょう。生活習慣を整えることで、症状の改善につながることがあります。
編集部
市販薬を選ぶ際のポイントについて教えてください。
近藤先生
市販薬を選ぶ際は、まず症状に合った成分を確認することが大切です。胃もたれには消化を助ける酵素薬が適していますし、胸やけや胃痛には胃酸を抑える制酸薬やH2ブロッカー(胃酸の分泌を抑える薬)、胃粘膜を保護する薬などがよいとされています。また、持病がある人やほかの薬を服用している場合は、薬剤師に相談すると安心です。数日使用しても症状が強い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
近藤先生
胃もたれや胸やけ、胃痛などの症状は、「よくあること」と軽く考えず、繰り返す場合はしっかり原因を調べることが大切です。若い人でも症状が出ることは珍しくなく、放置することで治療が長引くこともあります。ストレスや体質のせいと決めつけず、必要に応じて胃カメラなどの検査を受け、適切な治療につなげてください。原因に合った薬を選ぶことで改善が期待できるケースも多いため、あきらめずに医療機関に相談してほしいと思います。
編集部まとめ
胃もたれや胃痛は一時的な不調と思いがちですが、繰り返す場合は体からのサインかもしれません。年齢に関係なく起こり得る症状だからこそ、自己判断で済ませず、早めに原因を確かめましょう。

