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くら寿司、AI技術を活用して700g超まで育成した養殖サバ「大型生さば」発売 / 仕入れ価格の高騰や人手不足などの課題に取り組む

くら寿司、AI技術を活用して700g超まで育成した養殖サバ「大型生さば」発売 / 仕入れ価格の高騰や人手不足などの課題に取り組む

回転寿司チェーンのくら寿司は、AI技術を活用したスマート養殖で育てた国産サバを使用した「大型生さば」を、5月15日から大阪・京都の一部店舗(75店舗)で期間限定販売する。くら寿司で生サバを提供するのは初めて。価格は350円、なくなり次第終了。

〈AI活用で大型化した国産サバ〉

今回提供するサバは、くら寿司グループの水産専門会社「KURAおさかなファーム」が、愛媛県宇和島市の生産者に委託して養殖したもの。AIによるスマート給餌機を活用して育成した。

スマート養殖の様子

一般的な養殖サバは約200~300g程度とされるが、給餌量やタイミングをAIで最適化することで、約1年で500g以上に成育。最終的には700gを超える大型サイズまで育てることに成功したという。脂のりの良い大型サバを、生食用として提供する。

水中での様子

〈サバ価格高騰と供給不安を背景に〉

国内ではサバの漁獲量減少が続いており、農林水産省の調査によると、国産サバの漁獲量は2015年の約53万トンから2024年には25万トン余りまで減少。また、国内流通の大半を占めるノルウェー産サバの原料価格は、2010~20年頃はキロ200円程度で推移していたが、今年に入り、漁獲枠の制限もあって3倍以上のキロ700円以上となるなど価格が高騰したという。

こうした状況を受け、くら寿司では2021年に回転寿司チェーン初の水産専門会社「KURAおさかなファーム」を子会社として設立。AIやICTを活用した「スマート養殖」に取り組み、安定した供給量の確保とコスト管理に努めている。

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