みんなで還暦祝いを考えた
佳奈子「それでね、徹とも話し合ったんだけど、温泉付き客室にしたらどうかなって」
個室に温泉がついている旅館なら、義母もよろこぶだろう。
彩音が企画してくれた旅館にももちろんあるが、ただでさえ高級ホテルなのに、さらに温泉付きとなれば価格は跳ねあがる。そのため、もう少し値段に手が届く、それなりの旅館をいくつかピックアップした。
佳奈子「パンフレットも持ってきたの。この中から話し合って決めない?」
徹「あと、プレゼントは俺と雅人で考えるよ。母親の還暦だ。きちんと俺たちで選びたい」
私たちの言葉を受けて、彩音は黙りこむ。何か言い返されるだろうか…と覚悟したとたん、彼女は涙ぐみ、謝罪した。
彩音「ごめんなさい…」
予想外の展開に、私は驚いた。
あとがき:反省した様子の義弟嫁
息子たちだけが知る「義母のやけど痕」という事情。これではプレゼントの温泉旅行も、義母にとっては悲しいものになっていたかもしれませんね。1人で暴走せずに、まわりとしっかり話し合って決める大切さに、彩音も気づいたのでしょうか。流した涙の、そのわけとは…。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
記事作成: hiiro
(配信元: ママリ)

