「隠されていたこと」が一番ショックだった
後日、彼から「この前のB男のこと、何か隠しているの? ちゃんと話してほしい」と切り出されました。
あのときの違和感を、そのままにしておくことはできなかったのだと思います。もうごまかしきれないと感じ、隠していたことを正直に打ち明けました。
すると彼は、少し間を置いてこう言いました。
「正直、内容そのものよりも、隠されていたことのほうがショックだった」と。
その言葉に、何も返すことができませんでした。
自分では「大したことではない」と思っていた過去でも、隠し事をしていたこと自体が、信頼に関わる問題だったのです。
それからしばらくの間、以前のように自然に話すことができず、2人の間にどこかぎこちない空気が続きました。その後、別の出来事がきっかけで、私たちは別れることになりました。
直接の原因は私の隠し事ではなかったものの、今振り返ると、あのときに生まれた小さな不信感が、少しずつ積み重なっていたのかもしれません。
この出来事を経て、私は「小さなことほどきちんと伝えること」の大切さを強く意識するようになりました。隠すことで相手を守っているつもりでも、結果的に不安や疑いを生んでしまうことがあると知ったからです。
著者:飯島幸/20代女性・大学生。友人とのカフェ巡りやショッピングが好きで、勉強と恋愛を両立中です。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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