間取りで変わる「視線のゆくえ」
例えば、こちらの間取りのお部屋。
入り口からの対角線は矢印の方向です。

実際に目が行く場所を確認してみましょう。
部屋の隅にある背の高い収納棚が程よくスペースを埋め、整然と並ぶ小物がお部屋の整った印象をさりげなくつくり出します。

もしこの部屋の入り口が違う位置にあったと仮定すると・・・
印象が先程と何となく異なるのがお分かりいただけるでしょうか。
向かって左奥のスペースの白い壁が無意識のうちに印象に残ります。

白い壁は空間を広く見せるメリットがある反面、何もなければ殺風景で寂しい印象を与えるリスクもあります。それほどまでに、最初に視界に映る光景は、見る人の心情に一瞬で作用するのです。
「自分」を癒やすための演出を
この視覚効果は、来客への印象を左右するだけではありません。何より、そこで日常を過ごす「あなた」にとって重要です。
散らかった景色が空間のイメージを支配していると、部屋に入るたびに無意識のストレスが積み重なります。それを逆転させましょう。 フォーカルポイントを、自分の好きなものが目に飛び込んでくる場所に演出する。そうすることで、いつでも気分が上向きになる「心の安全地帯」を作ることができるのです。


