犬の致死率が高い『病気』5選

「昨日までは元気だったのに、なぜか今日はぐったりしている……」その違和感、愛犬の危険な病気のサインかもしれません。
犬の病気の中には、致死率の高い疾患もあります。ここでは、そんな致死率が高い犬の病気と初期段階でみられる危険な症状などをみていきましょう。
1.犬パルボウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症とは、パルボウイルスによって引き起こされる、非常に感染力の高い犬の急性感染症です。
子犬に見られるケースが多く、初期症状では、
激しい下痢や嘔吐 血便 元気消失上記のような症状が現れます。致死率が高いと言われる理由は、脱水と免疫低下が急激に進むことが原因です。治療が1日でも遅れると死に至るリスクが高まるので、速やかに動物病院へ連れていかなければなりません。
2.犬ジステンパーウイルス感染症
犬ジステンパーウイルス感染症は、ジステンパーウイルスによって、呼吸器や消化器、神経症状などの深刻な症状を引き起こす感染症です。
子犬がかかると致命的と言われるほど致死率が高く、初期症状では、
風邪に似た発熱 目やに 鼻水 食欲不振上記のような症状が現れたのち、嘔吐や下痢、痙攣といった症状を引き起こします。生き伸びても、神経に後遺症を残すほど恐ろしい病気なので、違和感を覚えたら速やかに病院を受診してください。
3.胃拡張・胃捻転症候群
胃拡張・胃捻転症候群は、胃が何らかの影響で捻れたり膨らんだりすることで、ショック状態に陥ってしまう症状です。初期症状では、
お腹が急に膨らむ 吐こうとしているのに吐けない 落ち着きがなくなる上記のような症状が現れます。主に、早食いや食事直後に運動することで起こりやすい病気です。そのまま放置してしまうと、短時間で死に至る危険もあるので、すぐに受診し処置してもらいましょう。
4.レプトスピラ症
レプトスピラ症は、ネズミなどの尿で汚染された水や土壌から感染する病気です。人畜共通感染症なので、感染した犬から飼い主に感染する事例もあります。
初期症状として、
発熱 食欲不振 元気消失 嘔吐上記のような軽い症状が数日間続きます。「ちょっと体調が悪いだけかな?」と放置してしまうと、重症化し、最悪の場合、死に至る危険があるので、1〜2日症状が続く場合は、動物病院を受診してください。
5.狂犬病
現在、日本では狂犬病の予防接種が義務付けられているので、狂犬病に罹るリスクは限りなく低いです。しかし、狂犬病に罹ってしまうと、ほぼ100%死に至ると言われるほど恐ろしい感染症なので、必ずワクチン接種を受けましょう。
狂犬病に罹った場合の初期症状は、
突然の凶暴性 異常な遠吠え よだれの多量分泌 光や音への異常な過敏性上記のような明らかに異常な様子が見られます。狂犬病は、人畜共通感染症なので、人間にも感染する恐れがある点に注意が必要です。
犬が危険な病気になる主な要因とは?

ここで紹介したような危険な感染症にかかる最大の要因は「ワクチン未接種」や「病原体との接触」ですが、それを重症化させたり、その他のさまざまな病気を引き起こす要因として、以下のような免疫力を低下させる生活環境が挙げられます。
食生活の乱れ ストレス過多な環境 誤った生活習慣 温度管理不足上記のような生活習慣の乱れやストレスは、犬の免疫力を下げ、病気を引き起こすリスクを高めてしまいます。また、法律で義務化されている狂犬病予防注射はもちろん、パルボウイルスなどの恐ろしい感染症から愛犬を守るため、獣医師と相談のうえ定期的に混合ワクチンを接種しましょう。

