「納豆」は”何のリスク”を下げる?効果と注意すべき薬の相互作用も管理栄養士が解説!

「納豆」は”何のリスク”を下げる?効果と注意すべき薬の相互作用も管理栄養士が解説!

納豆の健康効果と食べる時の注意点はどのようなものでしょうか。メディカルドック管理栄養士が納豆の健康効果と注意点について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「納豆の脂質量」はご飯何杯分?食べるメリットと注意すべき薬の相互作用も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

都々地尾 ゆき

監修管理栄養士:
都々地尾 ゆき(管理栄養士)

介護老人保健施設で給食管理や栄養管理業務等、約10年間従事しました。その後、管理栄養士の資格を取得し、現在は同施設で栄養ケアマネジメント業務やおやつレクを担当しています。日々の食事を楽しんでいただけるよう、心を込めてサポートしています。

納豆とは?

納豆とは?

納豆とは、蒸した(または煮た)大豆を納豆菌によって発酵させた日本の伝統的な発酵食品で、糸引き納豆とも呼ばれています。糸引き納豆の種類には、ひきわり納豆や五斗納豆などがあります。また、糸引き納豆のほかに、麹菌で発酵させた塩納豆(寺納豆・浜納豆など)もあります。

納豆の健康効果

納豆の健康効果

循環器疾患の死亡リスク低減

発酵性大豆食品の摂取量が多い人は、摂取量が少ない人と比べて、循環器疾患による死亡リスクが低い傾向にあることが、観察研究により報告されています。
納豆に含まれる酵素の一つであるナットウキナーゼは、血液の流れに関与する可能性が示唆されており、血流改善を通じて循環器系の健康維持に寄与することが期待されています。ただし、これらの効果については、今後さらなる研究が必要とされています。

骨粗鬆症の予防

ビタミンK2が骨へのカルシウム沈着を助けます。特に閉経後の女性において、骨折リスクが低かったという研究結果もあり、骨粗鬆症の予防効果が期待できるのではないかと考えられています。

整腸作用と免疫機能に関与

納豆菌は「プロバイオティクス」として働き、腸内フローラを改善します。また、納豆特有の粘り成分「ポリグルタミン酸」も免疫細胞の活性化に寄与していることがわかってきました。

血圧の抑制(高血圧の予防)

納豆に含まれる大豆由来ペプチドの一部には、血圧の調整に関与する酵素(ACE)の働きを穏やかに抑える可能性があることが、研究により報告されています。
また、ナットウキナーゼは血液の流れに関与すると考えられており、血流環境の改善を通じて、血圧の維持に役立つ可能性が示唆されています。ただし、これらの作用については個人差があり、治療を目的としたものではありません。

血糖値の安定化

水溶性食物繊維と納豆特有の粘り成分「ポリグルタミン酸」は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。

配信元: Medical DOC

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