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猫の歯にトラブルを招く『歯磨きの方法』3つ 逆効果になる理由や正しいケアのコツ

猫の歯にトラブルを招く『歯磨きの方法』3つ 逆効果になる理由や正しいケアのコツ

正しい歯みがきのステップ

歯磨きペーストを舐める猫

歯磨きを成功させるコツは、小さな「できた」を積み重ねることです。一気にすべての歯を磨こうとするのではなく、今日は唇をめくるだけ、明日は前歯をちょっと触るだけ、というように非常にゆっくりとしたペースで進めましょう。

ステップ1:口の周りに触れる練習

まずは歯を磨くことではなく、口の周りを触られることに慣れてもらうことから始めます。猫がリラックスして甘えてきている時や、お昼寝前のウトウトしているタイミングを狙いましょう。

頬や顎の下を撫でるついでに、指先で唇のあたりを優しくチョンと触ってみてください。もし嫌がらなければ、そのまま優しく褒めてあげます。

これを数日間繰り返し、指が近づいても猫が動じなくなったら、次は少しだけ唇をめくって歯を確認してみる練習に移ります。

この段階ではまだ歯を触る必要はありません。触られることに違和感を持たせないことが大切です。

ステップ2:味付きペーストや指サックを活用

直接指で触れることに慣れたら、次は猫が「歯磨きはいいことだ」と認識するように工夫します。

猫用の歯磨きペーストには、チキン味や魚味など、猫が好むフレーバーがたくさんあります。まずはペーストを飼い主の指に塗り、猫に舐めさせてみましょう。「これをされると美味しいものがもらえる」と学習させるのです。

次に、指にガーゼやペット用の指サックをはめ、そのペーストをつけて優しく歯の表面を撫でてみます。ブラシのような硬い感触ではないため、猫も受け入れやすくなります。

まずは前歯から、そして徐々に奥歯へと触れる範囲を広げていきましょう。

ステップ3:少しずつ歯ブラシへ移行

指先でのケアがスムーズにできるようになったら、いよいよ歯ブラシの登場です。猫用の歯ブラシは、ヘッドが小さくて毛先が柔らかいものを選んでください。

最初は歯ブラシに美味しいペーストをたっぷりつけ、おやつのように舐めさせることから始めます。

ブラシの感触を嫌がらなくなったら、数秒だけ前歯に当てて横に動かしてみましょう。いきなり全部を磨こうとせず、今日は右側だけ、明日は左側だけと分けて行っても構いません。

猫が「もうやめて」というサイン(耳を伏せる、しっぽを激しく振るなど)を出す前に終わらせることが、続けるためのコツです。

歯磨きを習慣にするためのポイント

指サックで歯磨き

歯磨きを毎日の習慣にするためには、飼い主側も「完璧にやらなければならない」というプレッシャーを捨てることが大切です。1日に全ての歯を完璧に磨ける猫はなかなかいません。

たとえ1か所しか磨けなくても、それを毎日続けることの方が、週に1回無理やり全部磨くよりもずっと価値があります。

また、歯磨きの後は必ず猫が喜ぶことをしてあげてください。お気に入りのおやつを一粒あげる、大好きなおもちゃで遊ぶ、お腹を撫でてあげるなど、「歯磨き=その後に良いことが起こる」という方程式を猫の頭の中に作ってあげるのです。

これを繰り返すことで、猫の方から「歯磨きして」と寄ってくるようになることもあります。

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