いつかは消えるのか? 対処法・消し方は?
編集部
大人になっても残る青アザは自然に消えますか?
船坂先生
大人になってから自然と完全に消えるケースはあまり多くありません。ただし、年齢とともに少しずつ薄くなる場合があります。健康上の問題はないので、基本的に治療の必要はありません。見た目が気にならなければ、経過観察で問題ないケースがほとんどです。
編集部
セルフケアや市販薬で消せますか?
船坂先生
塗り薬やマッサージなどのセルフケアで消すのは困難です。蒙古斑は、皮膚の深い層に色素があるためです。美白化粧品や血行促進を目的としたケアでの改善は期待しにくく、かえって過度な刺激によって濃くなる場合もあります。
編集部
医療の力で消すことは可能ですか?
船坂先生
見た目が気になる場合は、レーザー治療によって色を薄くできる可能性があります。レーザーは皮膚の深い部分にあるメラニンに反応し、少しずつ色を改善する治療法です。ただし、効果の出方や必要な回数には個人差があり、複数回の治療を要する場合もあります。希望する場合はまず皮膚科で相談し、レーザー治療が適しているかを確認してください。
編集部
受診したほうがよい目安はありますか?
船坂先生
急に色が濃くなる、範囲が広がる、痛みやしこりを伴うなどの変化がある場合は、早めの皮膚科受診をおすすめします。別の病気の可能性もあるためです。長年変化がない場合は、急ぎの受診は不要です。
編集部
最後に読者へのメッセージをお願いします。
船坂先生
異所性蒙古斑は自然に消えにくい傾向にあり、濃いものは大人になってもそのまま残る可能性があります。気になる場合は、治療を早めに受けるとよいでしょう。特に皮膚が薄い乳児期はレーザーが届きやすく、治療回数も少なくて済む傾向にあります。成長してからでは痛みや恐怖心で治療が難しくなる場合もあるため、できるだけ赤ちゃんのうちに相談してください。
編集部まとめ
蒙古斑や異所性蒙古斑は、様子を見ようと思いがちです。しかし、早期受診によって治療の負担を軽くできる場合もあります。とくに乳児期はレーザー効果が出やすい時期です。迷ったら、まずは皮膚科を専門とする医師に相談してはいかがでしょうか?

