可動域を確認する
可動域を確認してみると頭は360度回転、肩関節は360度回転し真横には90度まで挙上可能、上腕ロールもあります。ひじは約60度しか曲がりません。手首は回転のみ可能です。
胴体は一体成形なので腰は動きません。フロントアーマーやサイドアーマーも動かないので股関節の可動域もそれに伴い制限され、左右と前後に少しだけ動く感じです。関節部はボールジョイントではないのでひねりはできません。
ひざは約90度曲がり、足首は前後に曲げられます。バックパックのビームサーベル接続部はボールジョイントになのでかなり自由に可動します。
この中に組み込むGフレームのほうも確認してみると、ほとんどの関節が高い可動性と大きな可動域を持っていることがわかります。
Gフレームを組み込んでいく
ひと通りの確認を終えたところで、両者を見比べて各部位ごとにどのように組み込むのかを検討して書き出します。特に障害となるのは、FGガンダムのほうが13センチ高であるのに対し、Gフレームは11センチ高というサイズ差。この差を埋めるため、Gフレームのほうを延長して帳尻を合わせる必要があります。
頭の改造から始めます。FGガンダムは頭と首が一体化しているので、まずこれを分割します。超音波カッターでカットしたら、今度はあごのフォルムをリューターという工具で整えます。また、頭の内部のダボ穴等の構造もGフレームを組み込むときに邪魔なのでニッパーで切り取ってしまいます。
頭から切り離した首の部分は超音波カッターの特性で断面が溶けたようになっているので使用せず、代わりにプラ板をGフレームの四方に貼って首を再現します。首の可動域を確保するためにフォルムを微調整したら、電動ヤスリで全体を整えます。
首と頭がつながる部分はボールジョイントになっているので、頭の中にそれを受けるパーツが必要です。ここではガンプラのHGシリーズに使われている手首のボールジョイントのポリキャップ受けを流用しました。
ポリキャップはプラパイプにはめ込み、首の長さを設定してからそれを頭部に固定。周囲の隙間には、以前のプラモデル製作で出たプラスチックやパテ、レジンの粉を集めておいたものをまぶして、接着剤を流し込んで固めて補強します。
頭をボールジョイントにはめたあとは動かしてみて、可動域を狭めている構造があればそこを削って調整します。これで頭部の可動性と可動域が劇的に向上しました。

