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「スマホ知らない」「家族に絶縁された」長期受刑者2129人調査で見えた“社会との断絶”

「スマホ知らない」「家族に絶縁された」長期受刑者2129人調査で見えた“社会との断絶”

●家族と「疎遠・絶縁」が最多

過去3年間に外部の人と面会や手紙のやり取りがあったかについては、両方ともあった受刑者は1319人(61.95%)、手紙のみが645人(30.30%)、面会のみが20人(0.94%)だった。

また、判決確定の前後で、家族・親族との面会が「かなり減った」と答えた人は839人(46.77%)にのぼり、「変わらない」は501人(27.93%)だった。

家族・親族と交流がなかった理由(複数回答)では、「疎遠になった・絶縁された」が193人(51.19%)と最も多く、「自ら連絡を絶った」125人(33.16%)、「高齢化・病気・死亡のため」107人(28.38%)が続いた。

さらに、刑務所内で「友人と呼べる人がいない」と答えた人は800人(38.76%)に達した。

●医療への不満は過半数、スマホ未経験者も多数

社会復帰に向けた課題も浮き上がった。

医療への満足度をたずねた項目では、「とても満足している」「満足している」と答えた受刑者は292人(13.72%)にとどまった一方、「とても不満だ」「不満だ」と答えた受刑者は計1072人(50.35%)と過半数を占めた。

また、入所時と比べて体調が「とても良くなった」「良くなった」と答えた人は397人(18.65%)だったのに対して、「とても悪くなった」「悪くなった」は915人(42.98%)に上った。

さらに、社会生活に欠かせない存在となったスマートフォンについても調査された。

スマホの利用経験があると答えた受刑者は682人(31.79%)にとどまり、「利用したことない」は993人(46.29%)だった。「スマホを知らない」と回答した受刑者も135人(6.29%)いた。

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