●「社会復帰への不安を和らげる支援が必要」
調査結果をまとめた論文は、次のように指摘している。
「長期受刑者の多くが、単に自由な生活をしたいと望んでいるわけではなく、更生(やり直し)への意欲を持っていることが示唆される。他方で、出所を希望しない理由には、仕事や社会生活への不安を挙げる者が多かった。更生の意欲を維持し、社会復帰への不安を和らげるような支援の必要性が示唆された」
また、スマホ利用経験者が約3割にとどまった点については、「受刑中から使用方法を学ぶなどの機会の必要性が示唆された」と言及。
そのうえで「スマートフォンに限らず、長期受刑者の社会復帰には、社会で用いられるテクノロジーとの乖離が課題となる」としている。

