パプリカとピーマンの違いはどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医がパプリカとピーマンの違いとカラーピーマンとの違いについて解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「パプリカ」と「ピーマン」の”意外な違い”は? 食べ過ぎで起きる不調も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
池田 早苗(管理栄養士)
委託給食会社勤務後、企業での商品開発や食品表示作成などを経て、現在は介護施設にて栄養管理業務に従事。
パプリカとは?

パプリカは、南米熱帯地方原産のナス科トウガラシ属に分類されるカラーピーマンの一種です。カラーピーマンとは、従来の緑色とは異なる色のピーマンの総称で、細長いくさび型や扁平のトマト型、小型のピーマンタイプなど、さまざまな形や大きさがあります。その中でも100g程度以上の大型で肉厚のものをパプリカと呼びます。パプリカの色は赤・黄・オレンジ・白・黒・茶・紫・緑と様々で、赤・黄・オレンジ・茶は完熟した色、白・黒・紫・緑は未熟から完熟する過程で見られる色です。日本で一般的に流通しているのは大型のベル型品種で、熟すにつれて緑色から色づき、甘みも増していきます。
また、香辛料として使用されるパプリカパウダーは果肉を乾燥させて粉末状にしたもので、辛味がなく野菜として流通しているパプリカとは別品種になります。
ピーマンとは?

ピーマンはナス科トウガラシ属の野菜で、見た目はパプリカに似ていますが、未熟な実を収穫した緑色のピーマンが一般的です。
「ピーマン」という名称はフランス語のpiment(ピマン)に由来し、元々は唐辛子全般を指す言葉でした。
ピーマンが日本に伝わったのは明治初期ですが、戦後、食の欧米化と共に一般家庭にも広まりました。近年では、子ども向けに苦みの少ない品種も開発されています。

