中高生になっても「帰ってこれる」。子どもが安心できる居場所づくり
西立川児童会館のもう一つの大きな特徴は、“民設民営”であること。公立の施設と違い、職員の異動がありません。そのため、「いつ行ってもあの先生がいる」という絶対的な安心感が子どもたちを包んでいるのかもしれません。

(画像はイメージです)
「小学校を卒業した子が中学の制服姿を見せに来てくれたり、時には思春期の高校生がふらっと遊びに来て、下の子たちの面倒を見てくれたりします。わざわざ一度家に帰って着替えてから、遠くの中学校から遊びに来てくれる子も多いんです」(東さん)
学年も性別も違う子どもたちがごちゃ混ぜになって遊ぶ空間では、高学年の子が自然と下の子にルールを教えるといった「縦のつながり」が生まれています。参加する子の多くは小学生ですが、それ以外の世代も中高生世代の子が一緒に遊んでくれることも。

学校とは違う自分になれる場所だからこそ、子ども一人ひとりに向き合いたい、と東さんは考えているそう。
「子どもたちと接する時は、できるだけ『寄り添う』ことを大事にしています。事務的にならずに話を聞くことで、その子の背景が見えてくる。そうやって接していると、低学年のうちは少しナイーブで難しかった子が、6年生になる頃には見違えるように成長することもあるんです」(東さん)
女の子にもスポーツの楽しさを! 今後もプログラムの拡充を予定
西立川児童会館では、特に運動不足が顕著な「女の子」にもスポーツの楽しさを知ってもらおうと、今後もさまざまな取り組みを検討しています。
もちろん、男の子が新体操のリボンを回して遊ぶのも大歓迎! 珍しいスポーツの入り口を広く用意することで、「体を動かすって楽しい!」という純粋な喜びを子どもたちに提供しています。
もしお子さんが放課後の過ごし方に退屈していたり、運動不足が気になったりしたら、ぜひ一度近所の児童館を立ち寄ってみてください。そこには、パパやママもまだ知らない、“生き生きと輝く我が子”の居場所があるかもしれません。
▼運動遊びプログラム「JUMP-JAM(ジャンジャン)」
https://jump-jam.jp
(取材・文:マイナビ子育て編集部)
