
ベストウェイは、古町の歴史にその名を刻む「ライオンタワー新潟」を取得後、大規模リノベーション工事を実施した。
コンセプトはブルックリンのビル


「ライオンタワー新潟」は、旧来型の繁華街ビルだった。
今回、ベストウェイのアートチームによるプランニングで、「1920年代から現代まで大切に保存されているニューヨーク・ブルックリンのビル」をコンセプトに、モルタル造形をベースとしたエントランスファサードを造作。

エレベーターホールにつながる動線においても細部にまで独創的な意匠を施し、訪れる人が楽しめる空間が構築された。
新潟でビジネスを検討する若者にチャンスを

「ライオンタワー新潟」は、リニューアル以前は一般的なソシアルビルだった。
今後は、昼カフェ、小規模ギャラリー、レコードショップ、書店、クラフト、コワーキングスペースなど、様々な業態を積極的に募集していくという。


また、深夜営業可能なソシアルビルの利点を活かして、小人数飲食、地酒、音楽、深夜喫茶、バーなどの営業も可能。このように、個店回遊型、文化消費型、夜+昼複合型にすることで “文化が共存する日常的に使えるビル”にアップデートして、新潟でビジネスを検討する若者に対し、チャンスを与えたいと考えているという。
歓楽街が駅前に一極集中すると、利用者にとっては便利な一方で、都市計画や地域社会には不都合が多いそう。特に新潟駅前は、家賃が上がりやすい再開発エリアのため、個人店舗が育つ前に淘汰されがちだという。
古町エリアは個人店密度が高く、今の日本で失われつつある都市資産といえるだろう。ベストウェイは、新潟ならではの環境を活かし、これからの街づくりを未来ある若者がけん引していくことを願っているという。
