
カフェのメニューやSNSなどで見かけることの多い「アサイーボウル」。近年はスーパーマーケットなどでも関連商品を目にする機会が増えました。美味しくヘルシーなイメージが定着しつつありますが、そもそもアサイーとはどのような植物なのでしょう。
そこで今回は、日本で最初にアサイーを広めた「フルッタフルッタ」に、アサイーについて教えてもらいました。スーパーフードの代表格とも呼ばれるアサイーの特徴や、秘められた栄養価、そしてご自宅で手軽に楽しめるアレンジレシピをご紹介します。
アサイーはどのような植物か

アサイーは、ブラジルのアマゾンを原産とするヤシ科の植物です。自生するものは25メートルほどの高さになり、ブルーベリーよりひと回り大きい黒紫色の実をつけます。
この実は、1粒あたりの可食部がわずか5%ほどしかありません。しかし、この少ない部分に豊富な栄養素や抗酸化成分が蓄えられており、現地では15世紀の大航海時代以前から、アマゾンの先住民の貴重な栄養源として食されてきました。

なぜアサイーはスーパーフードと呼ばれるのか
アサイーは、赤道直下の強い紫外線と激しい雨といった過酷な環境で育ちます。そのため、ストレスによる活性酸素と戦う抗酸化物質を蓄えており、「スーパーフードの代表格」とされています。その代表的な成分がポリフェノールであり、ワインのような深紫色がその豊富さを物語っています。ほかにも、日常の食事で不足しがちな栄養素が数多く含まれています。

出典:株式会社フルッタフルッタ
■鉄分:生プルーンの約14倍
■アントシアニン:赤ワインの約11倍
■食物繊維:レタスの約17倍
■カルシウム:牛乳の約3倍
また、フルッタフルッタと千葉大学との研究実験(マウスを用いたもの)では、アサイーを摂取することで腎臓が反応し、「エリスロポエチン」という造血ホルモンが分泌される仕組みが示唆されています。このホルモンが骨髄に赤血球を産生するよう働きかけるため、アサイーに含まれる成分が健康維持に役立つ可能性があり、その点において注目されています。
フルッタフルッタのアサイーは、私たちの体だけでなく、地球環境にも配慮した方法で栽培されています。 その一つが、森をつくる農業と呼ばれる「アグロフォレストリー」という農法です。アマゾンの荒廃地に多様な果樹や樹木を混植することで、持続的な生産を可能にしています。アサイーを消費することが、CO2の吸収源となる森をつくり、雇用を生み出して地域発展に寄与するなど、サステナブル(持続可能)な取り組みにつながっています。

