脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「アレルギー検査が保険適用」される”5つの条件”はご存じですか?費用も医師が解説!

「アレルギー検査が保険適用」される”5つの条件”はご存じですか?費用も医師が解説!

「アレルギー検査」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「アレルギー検査」の異常から疑われる病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

アレルギー性鼻炎

花粉やダニ、ハウスダストなどが鼻粘膜で過剰な免疫反応を起こす疾患です。スギ・ヒノキ花粉による季節性(花粉症)と、ダニなどによる通年性があります。くしゃみ・鼻水・鼻づまりが主症状で、目のかゆみを伴うこともあります。治療は抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬が中心で、根本治療を目指すなら舌下免疫療法も選択肢です。市販薬で改善しない場合は耳鼻咽喉科やアレルギー科を受診しましょう。

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能の低下とアレルギー反応が重なって起こる慢性の皮膚炎です。遺伝的な体質に加え、ダニや汗、乾燥などの環境要因が関わります。かゆみを伴う湿疹が顔や首、肘・膝の裏に繰り返し出るのが特徴です。治療はステロイド外用薬やタクロリムス軟膏が基本で、重症例ではJAK阻害薬や生物学的製剤も使われます。市販薬で良くならない場合は皮膚科やアレルギー科を受診してください。

蕁麻疹

皮膚に突然かゆみのある膨疹(ぼうしん)が現れ、数時間以内に跡なく消えるのが特徴です。食物、薬剤、温度変化、圧迫などが原因になりますが、原因不明の「特発性蕁麻疹」も多くみられます。6週間以上続く場合は慢性蕁麻疹に分類されます。治療は抗ヒスタミン薬が中心で、重症例では生物学的製剤が使われることもあります。頻繁に繰り返す場合や呼吸困難を伴う場合は、すみやかに内科・皮膚科・アレルギー科を受診してください。

気管支喘息

気道の慢性的な炎症によって気道が狭くなり、咳・喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音)・呼吸困難を繰り返す疾患です。ダニやハウスダスト、ペットの毛、運動、寒冷刺激などが発作の誘因となります。治療は吸入ステロイド薬による長期管理が基本で、症状に応じて気管支拡張薬や生物学的製剤が併用されます。咳が長引く場合や、夜間に呼吸が苦しくなる場合は呼吸器内科やアレルギー科を受診しましょう。

食物アレルギー

特定の食物に含まれるタンパク質に対して免疫が過剰に反応し、じんましん・腹痛・嘔吐・咳などが現れる疾患です。鶏卵・牛乳・小麦が三大原因食物で、乳幼児期に多いですが成人で新たに発症することもあります。治療の基本はアレルゲン食物の除去ですが、検査結果だけでなく食物経口負荷試験による診断に基づいて除去範囲を決めることが重要です。食後に繰り返し体調を崩す場合は、小児科・アレルギー科・内科を受診しましょう。

アナフィラキシー・アナフィラキシーショック

アレルゲンとの接触後に短時間で全身に起こる重篤なアレルギー反応です。じんましん・呼吸困難・血圧低下・意識障害など複数の臓器に同時に症状が現れ、血圧低下を伴う場合はアナフィラキシーショックと呼ばれる生命にかかわる緊急事態です。原因は食物・蜂毒・薬剤が多く、過去に経験のある方にはアドレナリン自己注射薬(エピペン)の携帯が勧められます。症状が出たら迷わず救急車を呼び、エピペンがあれば直ちに使用してください。

「アレルギー検査の保険適用」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「アレルギー検査の保険適用」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

アレルギー検査(IgE抗体検査)が保険適用される条件は何でしょうか?

小島 敬史(医師)

アレルギー症状があり、医師がその原因を調べるために必要と判断した場合に保険適用となります。くしゃみ・鼻水・かゆみ・咳・食後の体調不良など、何らかの自覚症状があることが前提です。原因が不明確な場合に保険適用で検査を受けられます。

アレルギー検査の219項目(遅延型フードアレルギー検査)を受ける場合の費用を教えてください

小島 敬史(医師)

自費で約4万〜5万円程度です。ただし、この検査は日本アレルギー学会が公式に推奨していません。IgG抗体の値と実際の症状との関連は科学的に証明されておらず、結果をもとにした食品除去は栄養障害を招くおそれがあります。アレルギーが心配な方は、保険適用のIgE抗体検査を受けてください。

1万円程度で、アレルギー検査では何項目くらい検査できますか?

小島 敬史(医師)

保険適用・3割負担なら、VIEW39(39項目)が約4,500〜5,000円で受けられます。診察料を含めても1万円あれば十分です。RAST検査で13項目を個別に調べても約5,720円ですので、1万円の予算で39項目程度は検査できます。

アレルギーの自覚症状に悩んでいなければ検査費用は保険適用外ですか?

小島 敬史(医師)

はい、原則として自覚症状がなければ保険適用外になります。VIEW39の場合で1万〜1万5,000円程度かかります。ただし、ご自身では気づいていない軽い症状がある場合もありますので、まず医師に相談してみることをお勧めします。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。