発症する原因
猫ふんじゃった症候群は、しっぽに対して物理的に強い衝撃がかかることで起こります。具体的には以下のようなケースが挙げられます。
誤ってしっぽを踏んでしまう ドアにしっぽを挟んでしまう 子どもが引っ張ってしまう 交通事故に巻き込まれてしまう 他の動物に噛まれて引っ張られてしまう特にカギしっぽの猫の場合は、家具の突起などに引っかかってパニックになり強いダメージを受けてしまう可能性もあるので注意が必要です。
こうした事態を防ぐために、日頃から足元に注意する、猫が移動する部屋はドアストッパーをつける、室内飼育を徹底する、しっぽが挟まりそうな場所やひっかりそうな場所を無くす、といった対策を取りましょう。
覚えておきたい対処法
安静にして状態を観察
しっぽに衝撃が加わった直後は、猫を静かな場所で安静にさせましょう。しっぽを無理に動かしたり抱き上げたりすると、神経の損傷が悪化する恐れがあります。しっぽの動きに異変がないか、痛がったりしていないかなど、落ち着いて状況を確認しましょう。しっぽを自ら挙げない場合は危険信号かもしれません。
排泄・歩行の様子を確認
見逃してはいけないのが排泄・歩行の異常です。先に述べた通り、しっぽの神経が傷つくと排泄や歩行をコントロールする神経にも影響が及ぶことがあります。いつも通り尿や便が出ているか、後ろ足にふらつきなどの異変がないかをチェックしてください。特に自力排尿ができない場合は緊急性があります。
必ず動物病院を受診
しっぽが動かない、排泄や歩行に異常があるといった場合は、速やかに動物病院へ。けがの程度によって、投薬やカテーテルによる排尿管理などの処置が行われます。一見、猫の様子に変化がなくても必ず受診をしましょう。異常が隠れている可能性があります。

