よかれと思ってやったことが、思わぬ結果につながってしまった――そんな経験はありませんか。私は、夫のためにとった行動が裏目に出てしまったことがあります。私の過去の失敗と、それをきっかけに気づいた夫婦のあり方についてお話しします。
思いやりのはずが、まさかの失敗!
結婚して間もないころのことです。
「夫が喜んでくれるかも」と思い、いつもより手の込んだ夕食を作ることにしました。
材料も普段よりしっかりと揃え、気合いは十分。しかし、初めて挑戦するレシピだったこともあり、キッチンでは余裕をなくし、てんてこまいでした。
それでもなんとか料理を完成させて食卓へ。夫も一目見た瞬間「おいしそう」と喜んでくれ、ほっとしたのも束の間。一口食べた瞬間、夫の手が止まりました。
「どうしたの?」と不思議に思い、私も同じ料理を口に運んでみると……。
かなりしょっぱい! 塩は1回でよかったところ、誤って塩を2回ほど入れてしまっていたことに気づいたのです。
慌てて「ごめんね」と謝ると、夫は笑いながら食べてくれましたが、私は恥ずかしさでいっぱいでした。
気にしなくていいと言われても…
その日の夜、夫は「気にしなくていいよ」とやさしく声をかけてくれました。
それでも私は落ち込み、しばらくキッチンに立つのが怖くなってしまいました。自分の失敗が頭から離れず、自信をなくしてしまったのです。
そのせいで、数日間は簡単な料理ばかりに。夫も私を気づかってか、夫婦の会話もどこかぎこちなくなってしまいました。

