じゃがいもが変わる、4つの組み合わせとは
有賀さんがまず教えてくれるのは、シンプルな考え方です。
具材 × だし × 調味料 × オイル
この4つがスープの骨格。どれかひとつを変えるだけで、まったく別の料理になる。 「これさえ知っていれば、無限にレシピが考えつく」。難しく考えなくていい。まずはじゃがいもで試してみましょう。
だしなし、塩だけ。なのになぜこんなに美味しい?鶏とじゃがいものパセリスープ
ポイントは鶏皮をしっかり焼くこと。焦げ目をつけてから煮ることで、香ばしい旨味とコクがスープ全体にじんわり広がります。だしがなくても美味しいのは、鶏肉そのものが旨味を出してくれるから。「素材の力を先に感じてみる」という有賀さんの考え方が詰まった一品です。
そしてパセリはどっさり使うのがポイント。ちょこんと飾るのではなく、主役として入れることで、シンプルな塩味がぐっと豊かになります。
材料3つ、2〜3分。じゃがいもがサンラータンになる。千切りじゃがいものサンラータン風
千切りにしたじゃがいものシャキシャキ感と、黒酢のさっぱりとした酸味が意外なほど合います。「じゃがいもってこんな食感で食べられるんだ」と、きっと新鮮な驚きがあるはず。
揚げてから煮る。じゃがいものコクが鰹だしに溶け出す|揚げじゃがいもの鰹だしスープ
じゃがいもを揚げてから、鰹だしで煮る。ちょっと遊び心のある一品ですが、これが美味しい。揚げることで生まれるコクと、鰹だしの香りがじゃがいもにしみて、ほっとする味わいに。お客さまが来る時の最初の一杯にもぴったりです。
考え方を手に入れたら、こんなスープが生まれた
「この考え方、自分でも使えるかも」そう思った参加者が、宿題として作ってきたスープがこちら。
春✿新じゃがと桜エビのガレット風スープ(by カニザベスさん)
千切りじゃがいもをカリッと焼いてガレット状に。それをスープに浮かべるという、見た目も楽しいアイデアレシピです。スープをテーブルに出した瞬間、家族から「わぁ〜!」と歓声が上がったというカニザベスさん。「素材の味を確認してから味付けをする、を実践したら普段の料理の仕上がりまで変わった」と話してくれました。

